鷲ノ巣山!登山記1(不思議な穴とイワウチワの群生編) [奥久慈の山]
前記事の予告通り、新シリーズ鷲ノ巣山の登山記です。
鷲ノ巣山は、JR水郡線の鷲ノ巣トンネル上にあるのでそう呼ばれていますが、
本当の名前は、はっきりしていません。
でも、春は新緑と山桜の名所、秋は紅葉の名所
そして、かつては、松茸やウチョウランがある、宝の山でした。
ということで、17日に、南田気地区檀家総代の斎藤さんに案内してもらい
生まれて初めて鷲ノ巣山に登ってみました。
↑ 下津原側の登山口です。
車だとR118の下津原橋東の交差点を左折し下津原橋を渡り、町道を左折してずっと行くと、
一番奥の民家のところに車が2~3台とめるスペースがあります。
下津原地区の人が、鷲ノ巣山に続くピークにあるお富士権現さまにお供えをするのに、
上がっていた道を、今回は登ることにしました。
斎藤さんは、鷲ノ巣山から箕輪山にかけてを、子どもの頃から遊び場にしている人なので、
この山は庭のようなものです。
この日は、三時間半かけて、箕輪までの山道の撮影ポイントを案内していただきました。
最初の分岐です。
↑ 看板に沿って右手に折れて坂を登っていきます。
実は、役場職員の友人が登山道整備のため設置したものです。
70分とありますが、急げば、30分で登ることも可能です。
↑ 看板に沿って登っていくと・・・
↑ 杉やヒノキの人工林になります。
↑ あたりが雑木林になったあたりで、斎藤さんがあたりを見回し・・・
案内されて右の山かげをみると・・・
↑ 不思議な穴がありました。
なにが不思議かというと、この穴から温かい空気が立ち上っているのです。
そして、まわりには、イワウチワの群落がありました。
春にはイワウチワの可憐な花の群生が見られます。
下津原から金山(かねやま、)箕輪山あたりには、佐竹時代に掘られた金の採掘の為の
古い穴があいているので注意が必要です。
(注-穴に入るのは危険です。滑り落ちて出られなくなったり、酸欠で倒れたりするかもしれませんので・・・)
↑ 斜面を登っていくと・・・(斎藤さんは登るのが早くてついて行くのが大変です。)
見晴らしの良い場所に出ました。
↑ 屋根型の長福山の奥に男体山が顔を見えています。
すぐ下に河岸段丘の上に広がる所谷地区の集落が見えます。
↑ 蛇行した久慈川と直下に国道118号線も見えています。
漢字の山という字の形をした、標高256mのピークが見えていますが、
上小川から、山造集落を通り、この尾根伝いに鷲ノ巣山に登るルートもあります。
この下は、久慈川沿いを走る水郡線の線路まで急な断崖です。
↑ 国道から見上げるとよくわかります。
ここまで、約30分、もう少し頑張れば、鷲ノ巣山のピークです。
鷲ノ巣山!登山記2 (ウソが鳴く頂上直下で絶景をお楽しみください編)へとつづく
(注-奥久慈の山は冬も雪が積もることも少なく、見晴らしもきいて快適な山歩きが楽しめます。
ただ、急な崖が多いので、滑らない靴、手袋、帽子でガードしてください。
それから、ハンターが入っている場所もあるので、目立つ服装で山に入ってください。
熊はいませんが、熊除け鈴をつけた方が安全かも!)
鷲ノ巣山は、JR水郡線の鷲ノ巣トンネル上にあるのでそう呼ばれていますが、
本当の名前は、はっきりしていません。
でも、春は新緑と山桜の名所、秋は紅葉の名所
そして、かつては、松茸やウチョウランがある、宝の山でした。
ということで、17日に、南田気地区檀家総代の斎藤さんに案内してもらい
生まれて初めて鷲ノ巣山に登ってみました。
↑ 下津原側の登山口です。
車だとR118の下津原橋東の交差点を左折し下津原橋を渡り、町道を左折してずっと行くと、
一番奥の民家のところに車が2~3台とめるスペースがあります。
下津原地区の人が、鷲ノ巣山に続くピークにあるお富士権現さまにお供えをするのに、
上がっていた道を、今回は登ることにしました。
斎藤さんは、鷲ノ巣山から箕輪山にかけてを、子どもの頃から遊び場にしている人なので、
この山は庭のようなものです。
この日は、三時間半かけて、箕輪までの山道の撮影ポイントを案内していただきました。
最初の分岐です。
↑ 看板に沿って右手に折れて坂を登っていきます。
実は、役場職員の友人が登山道整備のため設置したものです。
70分とありますが、急げば、30分で登ることも可能です。
↑ 看板に沿って登っていくと・・・
↑ 杉やヒノキの人工林になります。
↑ あたりが雑木林になったあたりで、斎藤さんがあたりを見回し・・・
案内されて右の山かげをみると・・・
↑ 不思議な穴がありました。
なにが不思議かというと、この穴から温かい空気が立ち上っているのです。
そして、まわりには、イワウチワの群落がありました。
春にはイワウチワの可憐な花の群生が見られます。
下津原から金山(かねやま、)箕輪山あたりには、佐竹時代に掘られた金の採掘の為の
古い穴があいているので注意が必要です。
(注-穴に入るのは危険です。滑り落ちて出られなくなったり、酸欠で倒れたりするかもしれませんので・・・)
↑ 斜面を登っていくと・・・(斎藤さんは登るのが早くてついて行くのが大変です。)
見晴らしの良い場所に出ました。
↑ 屋根型の長福山の奥に男体山が顔を見えています。
すぐ下に河岸段丘の上に広がる所谷地区の集落が見えます。
↑ 蛇行した久慈川と直下に国道118号線も見えています。
漢字の山という字の形をした、標高256mのピークが見えていますが、
上小川から、山造集落を通り、この尾根伝いに鷲ノ巣山に登るルートもあります。
この下は、久慈川沿いを走る水郡線の線路まで急な断崖です。
↑ 国道から見上げるとよくわかります。
ここまで、約30分、もう少し頑張れば、鷲ノ巣山のピークです。
鷲ノ巣山!登山記2 (ウソが鳴く頂上直下で絶景をお楽しみください編)へとつづく
(注-奥久慈の山は冬も雪が積もることも少なく、見晴らしもきいて快適な山歩きが楽しめます。
ただ、急な崖が多いので、滑らない靴、手袋、帽子でガードしてください。
それから、ハンターが入っている場所もあるので、目立つ服装で山に入ってください。
熊はいませんが、熊除け鈴をつけた方が安全かも!)
2009-12-21 03:00
nice!(45)
コメント(23)
トラックバック(0)
うさぎに導かれて、暖かい穴の中に落ち込むと・・・
妙に気になりますが、
金を採った跡なのでしょうか。
by manamana (2009-12-21 06:17)
案内板はあっても道は微かながらに見えます
案内の方が居ないと迷いそうですね
by GRAN (2009-12-21 06:32)
manamana さん 寒い日には、中の空気の暖かさが実感できます。
寒中には、湯気のように白く見えるそうです。
GRAN さん 整備されたハイキングコースでなく、登る人もほとんどいません。
きのこ採りなどで歩いたところが踏み固められている程度です。
ルート探しは慎重にしないと道に迷います。
転落したら助からないような急な崖もあるので、
慣れた人に案内してもらった方がよいでしょう。
by 袋田の住職 (2009-12-21 08:20)
ご住職さんはまだまだ体力十分ですね。
穴があるとは怖いですね。熊は出ないけどイノシシが出そうです。
by 旅爺さん (2009-12-21 09:10)
お早うございます。
凄いところですね。恐そうです・・・(-。-;)
by yakko (2009-12-21 09:14)
穴を掘削すれば
温泉が出るとか\(*^O^*)/バンザーイ(( ^_^;)/ナイナイ...
山歩きに慣れた方にはとても付いて行けません(;д;)
by Tad (2009-12-21 10:37)
思い出します。国鉄勤務の父が、この山の ”松茸むろ”を知っておりまして
恩師の家庭訪問時に大きな笊いっぱいの松茸を差し上げてました。
by ひろし (2009-12-21 11:20)
初めて登ると迷いそうですね。
by SilverMac (2009-12-21 11:22)
金山だったのかしら。こういう山は歩いたことないです。でも魅力的。いつか沢登りしていて、霧に囲まれたことがありました。
by kazoo (2009-12-21 11:53)
こんな落とし穴を作って遊んだいたづら坊主です
男の子はその中へ水を入れるのです。
by うしさん (2009-12-21 14:08)
暖かいとはいっても、
出来れば落ち込みたくない穴ですね。^^;
by たいへー (2009-12-21 16:13)
旅爺さん 金山から箕輪山にかけてはイノシシがでます。
それに、金を採掘した穴があり危ないです。
yakko さん 崖から落ちたら大変ですね。
Tad さん 年令は関係ないですね。
このあたりは温泉がでないエリアです。
2km東なら出るかもしれません・・・
ひろし さん 今はあまり採れないようです。
来年のマツタケシーズンには賑わいそうです。
SilverMac さん 尾根を間違えるととんでもないところへ行ってしまいますので
注意して歩かないといけませんね・・・
kazoo さん この沢はけっこう深いので、尾根伝いに登った方が楽です。
うしさん この穴は深いですよ。水を入れてもたまらないでしょうね。。。
たいへーさん 穴に入るのは危険ですね。
by 袋田の住職 (2009-12-21 17:02)
斉藤さんに案内してもらうと安心ですね。
登り3時間半はきついです。
by kohtyan (2009-12-21 17:19)
案内があると安心ですね。
by mochamama (2009-12-21 19:23)
こんばんは、素晴らしい山ですね。良いお写真沢山有り難う。
でも案内無しに入ると迷いますよね。
袋田の住職 さんは本当にお元気なのですね。でもこの季節
お身体に気をつけて下さいよ。
by 吉之輔 (2009-12-21 20:35)
山にも人工林があるんだ~ 穴には何かいますかな。
by kei (2009-12-22 00:31)
kohtyan さん ある程度登れば、あとは、縦走ですので楽です。
しかし、がさやぶを下りるのが大変でした。
mochamama さん 沢が深くまで入りこんでいて、意外と奥が深い山並みでした。案内がないとどっちへ向かっていいかわからなくなります。
吉之輔 さん 私よりも15歳くらい上の斎藤さんはもっと元気でした(汗)
keiさん よくこんな急斜面に杉やヒノキを植えたものです。
穴の中は、あまり探りませんでした。
何かいたでしょうかね・・・
by 袋田の住職 (2009-12-22 07:31)
熊の穴かと思いました。熊に会わなくともハンターに
狙われたらもっと怖いですね。
初冬の山登り、あこがれますが、実行伴わずです。
by aranjues (2009-12-22 10:34)
松茸はもうないのでしょうか。
by tanaka-ma3 (2009-12-22 12:42)
こんにちは、お忙しいのにご訪問&ナイス有り難うございます。
此からも宜しくお付き合い下さいよ。寒い折からご自愛下さいよ。
by 吉之輔 (2009-12-22 14:01)
山を知り尽くした方が案内して下さるので、
安心して登山が出来ますね。
それにしても、温かい空気が立ちあがってくるとは不思議な穴でしたね。
by 青い鳥 (2009-12-22 15:18)
aranjues さん 猪狩りのハンターもいるので要注意です。
tanaka-ma3 さん 今年は9月に雨が降らなかったのでほとんど採れなかったそうです。
来年は期待できるかも?
吉之輔 さん 今日はいくぶん暖かになりました。
青い鳥さん、けっこう谷と尾根がいりくんでいるので、ルートを知らないと時間をロスしてしまいます。
by 袋田の住職 (2009-12-23 19:54)
僕の足では70分でしょうね???。
by ばん (2009-12-24 01:32)