梅花流特派師範有志被災地供養と縁台を福島と宮城の被災地へ運びました。 [梅花講]
7月5日(火)宮城県亘理町の當行寺さまに、北は北海道中川町の谷口師範から南は九州宮崎延岡の久峩師範まで全国から総勢32名の特派師範有志とお二人の梅花流専門委員(滋賀県の北野先生、北海道の安藤先生)
それに詠道課長さんが参集し、東日本大震災物故者供養が行われました。
6月の巡回や本庁講習、それぞれの地域での行事、特に7月お盆の地域では、お盆の準備など
で皆さん大変お忙しい中、これだけの特派師範が集まったのは画期的なことだと思います。
※もちろん、手弁当・無報酬です。
朝5時に隣町の野口師範と車で袋田を出発、途中福島県の新地町と宮城県の登米市に縁台を運ぶ大子の大工さんたちと合流しました。
↑ 安達太良サービスエリア付近から撮影したおなじみ、安達太良連峰です。
↑ 縁台が二台のトラックに約40脚づつ積まれています。
トラック2台に2名づつ、ワゴン車に6名の10名がこのミッションに参加しています。
↑ 縁台を積んだ大工さんのトラックが東北道を走ります。
バスはほとんど走ってなくてトラックが多い東北自動車道です。
↑ 国見SAを出て、白石インターから亘理町を目指します。
被災証明をもっているので高速料金は無料です。
午前9時、亘理町荒浜の當行寺様に到着しました。
↑ 法要終了後に撮影した當行寺さまの境内です。
トラック1台とワゴン車は新地町へ縁台を降ろしに行き、
私と野口師範は午前10時よりの法要に参加しました。
またその際、茨城県内の師範の皆様からお預かりした、福島県・宮城県・岩手県の被災された梅花講員さんへの義援金を、それぞれの県の特派師範の先生方にお渡ししました。
私は両班の配役で全員が奉詠に参加したので、法要中の写真は撮影できませんでしたが、
法具を津波で流された11名の講員さんへの法具の贈呈式があり、地元宮城の長谷特派師範、佐藤特派師範よりお一人お一人に手渡されました。
↑ 法要のあと、法話がありました。
法要に参列した、檀信徒皆さん・梅花講員の皆さんも法話に耳を傾けていました。
當行寺さまの檀中でも大勢の方が亡くなられていたようです。
位牌堂で位牌や遺影に手を合わせると、胸に迫るものがありました。
集合時間には、雷雨がありましたが、法要が終わる頃には晴れ間が見えてきました。
会場主としてご挨拶された當行寺ご住職老師は、全国からこの地に集まってくれたことに感謝され、
「何年先になるかわからないが、必ず復興すると思うので、ぜひその姿を見にもう一度見に来て欲しい。」
という話が、印象的でした。
私も、阪神大震災のあと、被災地で行われた慰霊法要に参加した時、j震災で折れ曲がった電信柱や黒く煤けていた建物、倒壊した高速道路を見ました。
数年後、神戸に行って、復興した街並みを見て感慨深かったです。
法要が終わる頃、大工さんたちが新地町に縁台を届けて戻ってきたので、一緒に登米市津山の大徳寺様へと出発しました。
≪7月6日、正午 追記、≫
先ほど宮城の長谷師範から河北新報に法要が紹介されていて私も写真にバッチリ写っているとメールがありました。宮城の方、ご覧いただけましたか?
西側の両班の末位だったので写真に入りやすい位置でした。隣が長谷師範です。
それに詠道課長さんが参集し、東日本大震災物故者供養が行われました。
6月の巡回や本庁講習、それぞれの地域での行事、特に7月お盆の地域では、お盆の準備など
で皆さん大変お忙しい中、これだけの特派師範が集まったのは画期的なことだと思います。
※もちろん、手弁当・無報酬です。
朝5時に隣町の野口師範と車で袋田を出発、途中福島県の新地町と宮城県の登米市に縁台を運ぶ大子の大工さんたちと合流しました。
↑ 安達太良サービスエリア付近から撮影したおなじみ、安達太良連峰です。
↑ 縁台が二台のトラックに約40脚づつ積まれています。
トラック2台に2名づつ、ワゴン車に6名の10名がこのミッションに参加しています。
↑ 縁台を積んだ大工さんのトラックが東北道を走ります。
バスはほとんど走ってなくてトラックが多い東北自動車道です。
↑ 国見SAを出て、白石インターから亘理町を目指します。
被災証明をもっているので高速料金は無料です。
午前9時、亘理町荒浜の當行寺様に到着しました。
↑ 法要終了後に撮影した當行寺さまの境内です。
トラック1台とワゴン車は新地町へ縁台を降ろしに行き、
私と野口師範は午前10時よりの法要に参加しました。
またその際、茨城県内の師範の皆様からお預かりした、福島県・宮城県・岩手県の被災された梅花講員さんへの義援金を、それぞれの県の特派師範の先生方にお渡ししました。
私は両班の配役で全員が奉詠に参加したので、法要中の写真は撮影できませんでしたが、
法具を津波で流された11名の講員さんへの法具の贈呈式があり、地元宮城の長谷特派師範、佐藤特派師範よりお一人お一人に手渡されました。
↑ 法要のあと、法話がありました。
法要に参列した、檀信徒皆さん・梅花講員の皆さんも法話に耳を傾けていました。
當行寺さまの檀中でも大勢の方が亡くなられていたようです。
位牌堂で位牌や遺影に手を合わせると、胸に迫るものがありました。
集合時間には、雷雨がありましたが、法要が終わる頃には晴れ間が見えてきました。
会場主としてご挨拶された當行寺ご住職老師は、全国からこの地に集まってくれたことに感謝され、
「何年先になるかわからないが、必ず復興すると思うので、ぜひその姿を見にもう一度見に来て欲しい。」
という話が、印象的でした。
私も、阪神大震災のあと、被災地で行われた慰霊法要に参加した時、j震災で折れ曲がった電信柱や黒く煤けていた建物、倒壊した高速道路を見ました。
数年後、神戸に行って、復興した街並みを見て感慨深かったです。
法要が終わる頃、大工さんたちが新地町に縁台を届けて戻ってきたので、一緒に登米市津山の大徳寺様へと出発しました。
≪7月6日、正午 追記、≫
先ほど宮城の長谷師範から河北新報に法要が紹介されていて私も写真にバッチリ写っているとメールがありました。宮城の方、ご覧いただけましたか?
西側の両班の末位だったので写真に入りやすい位置でした。隣が長谷師範です。
2011-07-05 22:41
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コメント(20)
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本当に、いつもいつもお疲れ様です。
何よりの供養で、ありがたいものです。頭下がります。
合掌。
by 枝動 (2011-07-05 23:31)
津波は法具も流し去ってしまったんですね。
大変お疲れ様でした。
私たちが作った縁台が、こうやって現地に届けられる様子がわかり、これからも被災地を忘れず、できる支援をしていこうと気持ちを新たにしました。
ありがとうございました。
by SUMAKO (2011-07-05 23:43)
お疲れ様です。
亡くなられた方々を思うと胸がいっぱいになります。
檀信徒の方々は生きる力を頂いたことでしょう。
有難うございます。
by 斗夢 (2011-07-06 05:08)
うちも今年は親父の新盆です。
by Baldhead1010 (2011-07-06 05:12)
枝動 さん ご供養するのが我々僧侶の勤めです。
今回改めてそれを感じました。
SUMAKO さん 神奈川県を巡回した時、法具を流された講員さんへの支援を呼びかけましたが、実際にそうした方々の顔を見ると、そうした思い、行動に力が入ります。
今回、この法要に参加できて本当に良かったと思っています。
大子の大工さんの掲示板にその様子が紹介されていましたので、リンクを追加しておきます。
斗夢 さん 亡くなった子供たちやお若い方の遺影を拝見して、何とも言えない気持ちになりました。位牌に記された平成二十三年三月十一日という没年月日がまさに現実のことであった大震災と改めて感じました。
一年後、二年後そして、その後もずっと菩提寺の住職はご遺族に寄り添って行くことでしょう。
それが、一度だけ足を運んだ僧侶と違う住職という立場の重みです。
Baldhead1010 さん 盂蘭盆会がやってきますね・・・
by 袋田の住職 (2011-07-06 05:43)
おはようございます^^
お暑い中、お疲れ様でした。
皆様が一生懸命取り組んでいらっしゃる様子がよく分かります。
早く復興なることを祈っております。
by mimimomo (2011-07-06 08:21)
お早うございます。
お疲れ様でした。今でもあの津波の様子は信じられない光景です。
多くの犠牲者の方達のご冥福を祈ります。
そして一日も早い復興を願っています。
by yakko (2011-07-06 08:32)
涙が 込み上げてきます・・・・
お疲れ様でした
おやめになられた 松本様にも 見てもらいたかったです・・・・
by もーもー (2011-07-06 08:59)
暑い中、お疲れ様でした。
心温まる支援、みなさん感謝しているでしょう。
早く観光バスの走る日が来ることを願っております。
by せつこ (2011-07-06 10:47)
必ず復興するでしょう。
また、そうでなくてはなりませんよね。
by たいへー (2011-07-06 11:15)
ありがとうございます。
心のどこかにはあっても、日々更新される情報の洪水の中で、
犠牲者とご遺族への思いやりが薄れてしまいます。
by おじゃまま (2011-07-06 11:31)
mimimomo さん 仲間である僧侶が被災者に寄り添っています。
私もその手助けがしたいと考えています。
yakko さん 津波の被害の甚大さを改めて感じてきました。
復興へ向けてこれからが大事です。
もーもー さん 松本様の蹴ったサッカーボールは被災地の方に受けとめてもらえませんでしたね。
受け取りやすい優しいボールを蹴るべきでしたね。
せつこ さん 東北各地の夏祭りが盛り上がることを願っています。
たいへー さん 日本の底力を今こそ見せてやりましょう!
おじゃままさん そういう意味からも被災地を訪れることは大事だと改めて思いました。
by 袋田の住職 (2011-07-06 12:07)
多くの方々が参列されたのですネ。縁台もいよいよ届けられましたネ。心のこもったご訪問に感謝いたします。
by kazoo (2011-07-06 12:15)
kazoo さん 大勢の方で本堂に入りきれず、広間でモニターをみて参列した人もいました。
ご焼香の列も長く続きました。
会場寺院のご住職が地域の方に信頼されていることが良くわかります。
河北新報にも取り上げられたそうです。
by 袋田の住職 (2011-07-06 12:20)
テレビで放映される地元の方たちの、自力で復興に努力されている姿には、頭が下がります、粘り強い東北人といいますが、政府の支援をまたないで、次々と
前向きに復興作業を進められている姿は、尊いものです。
ご供養、お疲れさまでした。亡くなられた方たちも感謝されていることと信じています。
by okko (2011-07-06 14:12)
沢山の方々が全国から集まったり檀信徒さんのお世話などお疲れ様でした。
被災地の早い復興を願っています。
by 旅爺さん (2011-07-06 18:15)
okko さん これから、東北も暑くなりますので、
暑さを乗り超えて欲しいです。
旅爺さん 被災地の復興(栃木も含めて)のためにも被災地へ行きましょう!
by 袋田の住職 (2011-07-06 22:05)
袋田の住職さま
リンクの追加、ありがとうございました。
「何か一言」拝見しました。
菊池さんにいただいた梅干、大切に毎日一粒ずつ食べています^^。
by SUMAKO (2011-07-06 23:37)
お疲れ様でした。
地元河北新報の被災関連頁(19面)に記事と写真が載っています。
写真の一番前がご住職でしょうかね^^
by 弁慶 (2011-07-07 07:45)
SUMAKO さん 梅干しは熱中症予防に効果が高いです。
しかも減塩なので、ナトリウムが少なくカリウムが多いので良いですよ。
冷蔵庫で保管して下さい。とのことでした。
弁慶さん その一番前で写っているのが私です。
バッチリ写ってますね!と後輩からも冷やかされています。
by 袋田の住職 (2011-07-07 07:59)