大子の花火と赤い月・・・ [地域情報]
8月14日(日)は、恒例の大子の花火大会でした。
↑ JR水郡線常陸大子(ひたちだいご)駅前で撮影した花火と十五夜の月です。
左の街路灯のすぐ右に赤く写っているのが月です。
↑ 赤い月がきれいに写せました。
赤い月は、佐竹家の家紋にもなっています。
↑ 五本骨扇に赤い月丸がそれです。
これは、源頼朝が同じ源氏の佐竹氏が白旗を掲げているのをみて、将軍家と紛らわしいので扇に赤い月を書いて旗印にせよと秀義に下賜したのが起源と伝えられています。
↑ 赤い月と赤い花火の共演です。
もともと、お盆は旧暦7月15日を中心に行われていたので、お盆は必ず丸い月のもとで行われました。
盆踊りをするにも灯りは必要なかったのです。
しかし、太陽暦で7月15日や月遅れの8月15日を中心に行われるようになったので、
年によって旧暦とずれることもあります。
旧暦と新暦がほぼ一ヶ月違いの今年は良い感じで昔ながらのお盆の風情が味わえます。
↑ 白く輝く花火も画像も・・・
↑ 「社会を明るくする」おそろいの黄色いTシャツを着て夜回りをしながら撮影しました。
↑ 赤いといえば、ミニトマトは毎日このぐらい完熟しています。
完熟したミニトマトはとっても甘くて美味しいです。
でも、すぐに割れてしまうので、賞味期限は一日だけです。
↑ ゴーヤも黄色く熟し、中には赤い物に包まれた種ができてきました。
熟すれば甘いという話でしたが、やっぱり苦いような・・・
↑ 8月9日の夕焼けです。こうしょうが撮影しました。
空全体が真っ赤でした。
最後に灯篭流しの画像を・・・
大子の花火は、大子地蔵尊で行われた、水難者の慰霊のために始まった祭礼に由来するそうです。
地蔵尊祭礼実行委員長は今年から、父のいとこの旦那がつとめています。
ことしは、東日本大震災の被災物故者のためにも祈りがささげられました。
地球上のほとんどの人は、亡くなると宗教者などが司祭となって葬儀が執り行われます。
司祭は、その生き様をたたえ、分け隔てない救いを神や仏に求めます。
神や仏はその願いを聞き届け、その人を天国や極楽などに導いてくれます。
人の死という人間の力ではどうすることもできないことを前に、人は神仏に祈ります。
その時に、遺族に寄り添い一緒に祈るのが司祭としての宗教者の立場です。
前記事に寄せられた数々のコメントを見てその重要性を改めて感じました。
今年は、天災によって多くの方がなくなりました。
また、犯罪の被害にあって亡くなられたり、水難事故、交通事故で亡くなる方もたくさんいます。
そうした方々へ慈愛や慈悲の手を差し伸べてくれるのが、仏であり神です。
今年は、夕焼けがやけに赤かったり、月が赤く不気味に輝いたり・・・
天変地異でもあるのかなぁ?
などと言う人もいますが、巨大地震に津波、原子力発電所の事故、洪水、など、
すでに、1000年に一度の天変地異がありました。
その中に、今、生きている私たちなのです。
日本人として、地球上に生きるものとして、
問われているのは、その生き様だと思います。
人が、神や仏などと呼んでいる大いなる存在に・・・
↑ JR水郡線常陸大子(ひたちだいご)駅前で撮影した花火と十五夜の月です。
左の街路灯のすぐ右に赤く写っているのが月です。
↑ 赤い月がきれいに写せました。
赤い月は、佐竹家の家紋にもなっています。
↑ 五本骨扇に赤い月丸がそれです。
これは、源頼朝が同じ源氏の佐竹氏が白旗を掲げているのをみて、将軍家と紛らわしいので扇に赤い月を書いて旗印にせよと秀義に下賜したのが起源と伝えられています。
↑ 赤い月と赤い花火の共演です。
もともと、お盆は旧暦7月15日を中心に行われていたので、お盆は必ず丸い月のもとで行われました。
盆踊りをするにも灯りは必要なかったのです。
しかし、太陽暦で7月15日や月遅れの8月15日を中心に行われるようになったので、
年によって旧暦とずれることもあります。
旧暦と新暦がほぼ一ヶ月違いの今年は良い感じで昔ながらのお盆の風情が味わえます。
↑ 白く輝く花火も画像も・・・
↑ 「社会を明るくする」おそろいの黄色いTシャツを着て夜回りをしながら撮影しました。
↑ 赤いといえば、ミニトマトは毎日このぐらい完熟しています。
完熟したミニトマトはとっても甘くて美味しいです。
でも、すぐに割れてしまうので、賞味期限は一日だけです。
↑ ゴーヤも黄色く熟し、中には赤い物に包まれた種ができてきました。
熟すれば甘いという話でしたが、やっぱり苦いような・・・
↑ 8月9日の夕焼けです。こうしょうが撮影しました。
空全体が真っ赤でした。
最後に灯篭流しの画像を・・・
大子の花火は、大子地蔵尊で行われた、水難者の慰霊のために始まった祭礼に由来するそうです。
地蔵尊祭礼実行委員長は今年から、父のいとこの旦那がつとめています。
ことしは、東日本大震災の被災物故者のためにも祈りがささげられました。
地球上のほとんどの人は、亡くなると宗教者などが司祭となって葬儀が執り行われます。
司祭は、その生き様をたたえ、分け隔てない救いを神や仏に求めます。
神や仏はその願いを聞き届け、その人を天国や極楽などに導いてくれます。
人の死という人間の力ではどうすることもできないことを前に、人は神仏に祈ります。
その時に、遺族に寄り添い一緒に祈るのが司祭としての宗教者の立場です。
前記事に寄せられた数々のコメントを見てその重要性を改めて感じました。
今年は、天災によって多くの方がなくなりました。
また、犯罪の被害にあって亡くなられたり、水難事故、交通事故で亡くなる方もたくさんいます。
そうした方々へ慈愛や慈悲の手を差し伸べてくれるのが、仏であり神です。
今年は、夕焼けがやけに赤かったり、月が赤く不気味に輝いたり・・・
天変地異でもあるのかなぁ?
などと言う人もいますが、巨大地震に津波、原子力発電所の事故、洪水、など、
すでに、1000年に一度の天変地異がありました。
その中に、今、生きている私たちなのです。
日本人として、地球上に生きるものとして、
問われているのは、その生き様だと思います。
人が、神や仏などと呼んでいる大いなる存在に・・・
2011-08-16 09:31
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コメント(26)
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巡回お疲れ様でした。
住職さん他の皆様が治安を守っていただき良き花火大会だったことでしょう。
我が家でも母方祖母の入盆があり、送ってあげることの大切さがわかりました。
また今年は多くの人が特別なお盆だったのでしょうね。
by でぇごんAZ (2011-08-16 13:48)
送り仮名を付けて頂き有難うございました。
by 斗夢 (2011-08-16 14:11)
満月に花火が一段と冴えてみえます。
白いゴーヤの中味が赤いとは知りませんでした。苦味は同じなのでしょうか?
by okko (2011-08-16 14:25)
素敵な花火大会でしたね。
私の子供の頃永澤寺の別邸が私の家の近くにありましたが(所有者は
変わってます)先日火事で焼けました。数年前まで料亭でしたが。
子供の頃祖父に連れていってもらったのを思い出します。
by 吉之輔 (2011-08-16 15:52)
佐竹家の家紋、天晴れのお日様かと思いましたが「赤い月」でしたか。
勉強なります。
旧暦のお盆は15日中心に行われていたのは「満月」であるからとは、
ご先祖様の道案内にもなるし・・・合理的な発想ですね。
タイトルが花火大会なので純粋な花火鑑賞かと思っちゃいましたが
「夜回り」のお勤めでしたか。
大変ご苦労様でした。
by 弁慶 (2011-08-16 16:32)
でぇごんAZ さん 大子清流高校、大子中、それに青少年育成諸団体が巡回パトロールしてましたので、平穏に無事終了したようです。
ゴミなどの後片付けは大変だったようですが・・・
斗夢 さん 専門用語にはルビをふることにしました。
okko さん 甘くなるという話でしたが私には十分苦いというか渋い感じがしました。
吉之輔 さん 永澤寺は住職の輪番制をとっていたので色々複雑なしきたりがあるようです。
弁慶 さん お釈迦様の命日、涅槃会も2月15日の満月の時になります。
旧暦は合理的です。
佐竹家の家紋は月丸なのですが、日の丸だと思っている人も多いようです。
by 袋田の住職 (2011-08-16 17:25)
お疲れ様です!
お盆行事の他は、同人誌の入稿でテンパル長女、受験生なのにゲーム第一の二女(もうすぐ本腰だよねぇ~)なんだか、スゴイ夏です。
by hanamura (2011-08-16 19:06)
白いゴウヤの中身は赤とは。( ・_・;)
by Silvermac (2011-08-16 20:15)
こんばんは。
赤い月と赤い花火を一緒に見られるなんて滅多にないことですね。
夕焼けが美しいです・・・(^ニ^)
by yakko (2011-08-16 21:00)
ゴーヤは外の緑のブツブツの皮まで黄色になって
裂けるくらいになると 種の周りの赤いところも甘くなりますよ
最初 食べるとき 恐る恐るでしたけど(^^;
by わーこ (2011-08-16 21:53)
昔、お盆が旧暦15日に行われ、満月で 盆踊りに明かりが必要なかったって
なんだかロマンティックです。
旧暦に合わせれば季節がぴったり合うことが多いですね。
新暦ではどうも季節感にずれを感じていました。
by きまじめさん (2011-08-16 22:41)
花火は山の上の研究所の現役の頃は、毎年研究室のベランダから、多摩川の花火をみていました。最近はブログの中ばかりのようです。8月は原爆のころの思い出ばかりです。
by kazoo (2011-08-16 23:10)
巡回、お疲れさまでした!
花火はいいですね~
コチラの近所では9割方中止になり、今年は1度も見ていません。
今週末の横田基地の友好祭で少し打ちあがるくらいですかね。
by レイリー (2011-08-16 23:17)
hanamura さん うちもそんなもんです。
Silvermac さん そうなんです、中は真っ赤なんです。
yakko さん お盆に満月になるのが今は少なくなりましたので・・・
わーこ さん 黄色になった皮は苦かったです。赤いトロリとした部分は甘いんですね・・・
でも、甘いといわれても食べるには勇気がいります。
きまじめさん 太陽暦の7月15日ではまだ、梅雨が明けるか明けないかの時期ですから、まだ、お盆という感じがしませんね・・・
kazoo さん 暑い8月になりましたね・・・
レイリー さん 被災地では、自粛というよりも復興のためにいろいろな行事をやっていこうという雰囲気です。
福島県の隣接する町でもお祭りや花火が行われています。
by 袋田の住職 (2011-08-17 06:13)
何を信仰しようと、人は人でありますよね。
一人では弱いもんであります。
by たいへー (2011-08-17 07:31)
叔母の新盆で法事がありました。母は都市の新興住宅地の葬式や法事は寂しいといい、姉や私も同感です。別の叔母は田舎はつながりが密だが街はちがうと言い、夫は私の親類はアラブ人みたいだと言います。大子町の人間関係は中東みたいだと私も思います。みんながみんなを知ってます。毎日声を掛け合って助け合って生活します。すごい山奥は今は大変ですが大子町では孤独死はないですね。
宗教がどうというより、どう生きてどう死ぬか、それが大切だと思います。
by boomboom (2011-08-17 08:24)
お祭り、花火大会と大変だと思いますが
それで地域の皆さんが 喜び、1つになるのでは
ないでしょうか?大子町は1つの輪の感じです、
皆さんが親戚、兄弟、家族の雰囲気します、合掌
by 甘味 (2011-08-17 09:50)
灯篭流しはよい風情ですね
by ミッチー (2011-08-17 11:05)
やはり夏の夜空は花火が良いですね。賑やかさもあって盛り上がりましたね。
by 水郷楽人 (2011-08-17 11:41)
たいへー さん 一人では弱い存在の人間も、家族、地域の人、そして信仰により、強い存在になれますね。
boomboom さん そのどう生きていくか!というところが実は宗教の一番大事なところです。
宗教のない人はその、一番大事なところが欠落しているともいえる訳です。
宗教は人間が間違えずに生きていくために必要不可欠なものです。
今の日本には宗教心を持たない人が増えていてそれが心配です。
地域のつながりや家族親族のつながりは面倒な部分もありますが、
そうしたつながりが、自分たちを守り、助けてくれるのだと思います。
アラブ社会は厳しい環境で生存してきた社会ですし、日本の農村も共同作業が必要な社会だったので、地域や親族の結びつきが強かったのでしょうね。
甘味 さん 地域力のある社会は、災害に強い社会でもあります。
ミッチー 産水面に映るともしびは風情があります。
水郷さん 花火は夏の風物詩です。
by 袋田の住職 (2011-08-17 13:36)
暦どおりのカレンダーに戻すってことは出来ないのでしょうかね^^;
by ゴーパ1号 (2011-08-17 14:54)
ゴーパ1号 さん 日本人は太陽の暦よりも月の暦があっているのかもしれません。
地震も満月や新月の時に多く起こる感じがします。
by 袋田の住職 (2011-08-17 17:10)
どう生きるか。人生のテーマですね。どんな宗教でも一部の人間の利益権益のために誰かをくるしめるのは間違いで、でも世界中でそれがまかり通っていますね。私の生き方の目標は祖母です。人を大切にし傷つけられてもけして仕返しなど考えず、赦して、笑って、自分以上に他者を思いやる、感謝と畏れを知る人でした。仏様、万物の創造者、万物に宿るカムイ、それらを教えられました。大子の花火も一緒に見ました。花火大会行きたかった、と残念です。
by boomboom (2011-08-17 17:44)
boomboom 日本人は古代より自然への畏敬や感謝の心がありましたが、今は自分勝手なことをする人が増えてきました。
日本ではあまり強調されてませんが、宗教には戒律があり、人間の行動を制約します。もし、宗教心がないと、人間の行動はどんどんエスカレートして、自制できなくなるといわれます。最近のネット上での過激な書き込みなどをみると、自制できなくなった人の怖さを感じます。
神や仏がその人の行動を見ていると思うと正しい行動がとれると思います。
boomboomさんの すぐ隣にお祖母さんの魂があって一緒に花火を見ている姿が脳裏に浮かびました。
by 袋田の住職 (2011-08-18 05:38)
旧暦のお盆はいつも満月だったんですね。
盆踊りは満月の方がいいですよね。
by 海を渡る (2011-08-18 19:56)
海を渡る さん 昔の人はお盆イコール満月だったんでしょうね。
by 袋田の住職 (2011-08-22 20:47)