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檀信徒研修旅行④永光寺編 [信仰]

今日から11月です。東海村の長松院さんを会場に特派布教と第二教区護持会があり、役員さん二名と参加しています。
例年6月に開催していた行事ですが、今年は震災の影響で秋になりました。

さて、記事の方は曹洞宗茨城県宗務所護持会研修旅行の四回目は石川県羽咋市の永光寺編です。
「えいこうじ」と読まずに「ようこうじ」と読みます。

永光寺は、瑩山禅師が開かれた寺で今年で700年となります。

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↑ 長い参道を登ると山門があります。


今は、山門の近くに広い駐車場ができたので、バスで上まで上がれるようになりました。

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↑ 法堂(はっとう)です。

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この中に入って、この研修旅行に参加した僧侶が塔袈裟(たっけさ)で、拝登諷経(はいとふぎん)をしました。

ここは、日本曹洞宗の太祖瑩山禅師が眠るお寺なのです。

檀家さんは70軒ほどなので、伽藍の維持も大変ですが、全国の曹洞宗寺院が支援して整備されてきました。

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↑ 開山堂にあたる伝燈院です。

許可を得て内部を撮影させて頂きました。

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↑ ここから峨山道は始まり、總持寺祖院まで続いています。

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↑ この長い石段を昇ると・・・

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↑ 瑩山禅師のお墓です。

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↑ その右上にあるのが五老峯です。

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↑ 五老峰には、如浄禅師・道元禅師・懐弉禅師・義介禅師・瑩山禅師の遺品が収められています。

ここは、曹洞宗僧侶が信仰する聖地です。

私も、ついに五老峯をお参りする機会を得られ大変ありがたかったです。

永光寺は、700年を記念して、毘沙門天坐像(初公開)、瑩山禅師ご尊像、遺品のお袈裟などを特別公開しています。
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コメント 11

テリー

こういう歴史のあるお寺を維持してゆくのは、お金がかかって、大変なのでしょうね。
by テリー (2011-11-01 10:33) 

青い鳥

「永」を「よう」と読むお寺、曹洞宗には多いのではないでしょうか?
私の実家の菩提寺も「永明寺」で「ようめいじ」と読みます。
by 青い鳥 (2011-11-01 12:53) 

たいへー

700年も続く思い・・・すごいもんです。
by たいへー (2011-11-02 10:12) 

マリンかもめ

福井とか石川県とか、遠くまで行っているのですね^^;
by マリンかもめ (2011-11-02 10:23) 

袋田の住職

テリー さん 畳替えだけでも大変な費用がかかりますから、維持管理は大変です。雪国なので瓦の修繕も大変です。
茨城県の檀信徒がたくさん瓦志納してきました。

青い鳥 さん 兵庫県三田の永沢寺も「ようたくじ」と読みます。

たいへーさん 700年続く信仰です。

マリンかもめさん 曹洞宗の聖地がありますので、何年かに一度は出かけてます。 
by 袋田の住職 (2011-11-02 16:58) 

海を渡る

このお寺も山門が素晴しいですね。
700年の歴史を感じます。
by 海を渡る (2011-11-02 17:52) 

nikkin

無宗教に近い仏教徒です。穴があったら入りたい気分です。
by nikkin (2011-11-02 18:58) 

袋田の住職

海を渡る さん 重厚で素晴らしい門ですね。

nikkin さん 関東の人は不信心の人が多いですよ・・・

by 袋田の住職 (2011-11-02 21:01) 

kazoo

中国では歴史の長さを感じながら、旅をしていましたが、日本では、そういう旅をしたことがないような気がします。
by kazoo (2011-11-03 21:05) 

mimimomo

おはようございます^^
本堂だけでなく、裏山(?)のお墓のほうも素晴らしいですね。
苔むし歴史を感じます。
by mimimomo (2011-11-04 06:05) 

袋田の住職

kazoo さん 禅宗は中国で花開いた教えですが、日本でも700年以上の歴史を刻んできました。
禅寺にはそうした歴史があります。

mimimomo さん 曹洞宗の太祖さまのお墓であり、五老峰は曹洞宗の聖地です。
苔むしたその中に、歴史を感じますね。
by 袋田の住職 (2011-11-04 09:42) 

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