ミヤマスカシユリ！自生しているのが見られるのは世界中で大子町だけ！

大子町の文化財シリーズは（城跡編）、（古墳編）もありますが、一休みして今日は珍しい花の記事です。

まずは、今朝（7月13日）撮影した袋田の滝をご覧ください。



今日は、梅雨に逆戻りした様な時折雨がぱらつく蒸し暑い日です。




↑　滝の回りには、今が盛りと濃いオレンジ色のミヤマスカシユリの花が見られます。



↑　第一観瀑台横の岩壁ならコンデジでも撮影できます。




↑　５００ｍｍで撮影してみました。



↑　ここは、袋田で発見されたので「フクロダガヤ」と命名されたイネ科の植物の自生地で、茨城県と栃木県のごく限られた地域でみられます。
ここには、カワラナデシコの花も咲いています。



↑　あちこち探すと、崖の途中にもミヤマスカシユリとフクロダガヤが見えます。

どれがフクロダガヤか訊かないでください。
実は、私もよくわかりません。
花穂が出ると特徴があるので判別しやすくなります。



↑　これは、滝見茶屋の向かいの岩壁に咲いている株です。

それでは、最後に保存版を



↑　吊り橋へ行く方の通路から５００ｍｍ望遠レンズで撮影しました。

埼玉県秩父の武甲山で1941年に発見されたミヤマスカシユリ、武甲山のは石灰石の採掘場の立ち入り禁止区域にあるので、自生している姿でミヤマスカシユリが見られるのは、世界中探しても、袋田の滝から奥久慈男体山周辺までの山並みだけです。

そして、その見頃はあと一週間ほど！

みなさん、いつ見に来ますか？

「今でしょう！」

コメント 14

ミヤマスカシユリ、今が見頃ですか。このユリを撮影するには、超望遠レンズか、光学50倍ズームのコンデジが必要ですね。
by テリー (2013-07-13 19:13) 

テリー さん　断崖の上部に咲いているのを写すには超望遠レンズ+三脚が必要です。観瀑台横のはコンデジでも写せます。

by 袋田の住職 (2013-07-13 19:23) 

涼しくなります。
by Silvermac (2013-07-13 21:09) 

Silvermac さん　走り回って汗をかきながら撮影しましたが画像は涼しげですね。


by 袋田の住職 (2013-07-13 21:36) 

美しいゆりですね。

大子はかなり暑そうですね(^_^;)
熱中症に気をつけて下さい。
by little_snow (2013-07-13 21:55) 

これはいつかは見に行かなくてはなりませんね！　美しいです。
by れもん (2013-07-13 22:36) 

｛大きな括りで｝ヤマユリが咲くと、花粉で服を汚さないように、配偶者様が雄蕊を摘んでくれたっけ・・・。ナデシコとの花の競演は清々しいですねぇ～。
by hanamura (2013-07-14 10:41) 

百合の花後は種が相当ばら撒かれると思いますが、
川下の方では咲かないのでしょうか？
by 旅爺さん (2013-07-14 11:11) 

昔々１０代のころ滝を見に行った時、横の崖にこのミヤマスカシユリが咲いてたなぁ、と思い出して１２日に行ってみたんですが、
第１観瀑台で見つけて嬉しかったです！
そんな貴重な花だったんですね。
by ひよこ (2013-07-14 14:12) 

フクロダガヤは珍しい植物なんですね。(@_@;)
by yakko (2013-07-14 18:12) 

little_snow さん　猛暑続きで早くもバテバテです。明日は水戸で仕事です。

れもん さん　フクロダガヤは栃木県にも自生地があるみたいですよ。

hanamura さん　うちでもオニユリは花粉を取るのですが、ミヤマスカシユリは受粉のため残します。それでもなかなか実がつきません。

旅爺さん それが、なかなか実を結ばず、できてもとても小さいのです。

ひよこ さん　１０代でミヤマスカシユリに興味を持ったとはすごいですね。
私は４０歳過ぎてからです。その存在を知ったのは・・・

yakko さん　袋田で発見され、茨城県と栃木県の一部で自生しているだけです。

by 袋田の住職 (2013-07-14 18:25) 

こんばんは。
今年もきれいに咲きましたね＾＾。
by 海を渡る (2013-07-14 21:27) 

滝の画像で少し涼しくなりました。
by koto (2013-07-15 10:19) 

海を渡る さん　良い感じで咲いています。

koto さん　暑いので、涼しげな滝の画像から入りました。
by 袋田の住職 (2013-07-16 06:34)