久しぶりになめこの植菌作業を行いました。 [里山資本主義バンザイ!]
↑ 今朝の龍泰院境内です。
師走にはいり、境内の手入れを緑幸園さんにしてもらってます。
金閣寺垣を7年ぶりに新しくしてもらったり、庫裡の袖垣を28年ぶりに取り替えてもらったり、
作業の様子は別記事であらためて紹介します。
今日は、なめこの種駒菌が手に入ったので、こうしょうとなめこを植菌作業を行いました。
500駒もあるので、裏山から切りだして原木を補充しました。
↑ 以前、緑幸園さんに伐採してもらった八重桜と裏山から切りだしてきた山桜を適当な長さに切ります。
↑ リョービのドリルに8.5mmの刃先をつけて穴を開けます。
↑ トンカチで種駒を植菌していきます。
↑ 一輪車で山の下まで運び・・・
↑ こさになっているところに並べました。
なめこの栽培は、山桜などを使えば、けっこう簡単にできて管理も簡単、秋には美味しい原木なめこがたくさん発生します。
↑ クリスマスツリー用のモミの木も伐り出してきました。
こうしょうは、友達の家でクリスマスパーティーをするようです。
↑ 今、注目の本世の中が変わる、あなたが変える
藻谷浩介著、NHK広島取材班「里山資本主義」です。
facebook友達でリバティーフーズ社長の鳥山 雅庸 さんが勧めてくれました。
藻谷さんは一年中日本各地で講演活動をしていますが、
先日、茨城県内での講演で学生の時自転車で大子に来た時の話をされたそうです。
昭和58年から59年にかけての冬に、自転車で日本を回っていた藻谷さんは、
鹿島から大子に来て、あまりの寒さに凍死するかと思ってそうです。
そこに、ハーレーに乗っているお坊さんが現れ、温泉に入れてくれたり、
宿や食事を世話してくれたりして、大変助かった話をされてました。
当時ハーレーに乗っていたのは、私の兄弟子のもみじ寺永源寺の今の住職さんです。
私と兄弟子は、まだ修行から大子に戻ってきたばかりの頃で、記録的に寒い冬でした。
すっかり有名になった藻谷さんですが、その原点はこの自転車旅行にあったのでしょうね。
先日、姉の三回忌法要の時、永源寺さんにその時の様子をお聞きすることができました。4
↑ なめこの原木となる山桜やクリスマス用のモミの木を切りだしたうちの裏山は美しい里山です。
今日も美しい、アオゲラの姿が見られました。
原木なめこの原価は、種菌代くらいです。
薪などの燃料も里山で調達することが可能です。
食料も畑や田んぼで調達できますので、震災などで停電や断水になっても、
十分に生きていくことができます。
大子のお米は、今年も日本一になりました。
薪と美味しい水を使って、かまどでご飯を炊けばどんな高級料亭のご飯よりも美味しいものが、
お金をかけずに食べることができるのです。
そんな、可能性を感じさせる里山での生活、里山資本主義を読んでみませんか?
人間が本来持っている生きる力を養っておけば、いざという時必ず役に立つはず・・・
2013-12-21 16:02
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味噌汁が、異常に飲みたくなってきました!
by たいへー (2013-12-22 07:26)
里山生活(実家)か、街暮らしか?
by hanamura (2013-12-22 08:28)
なめこって、こういうふうにして、作るのですね。こうしょうくんもしっかり、お手伝いができましたね。
by テリー (2013-12-22 17:32)
たいへー さん なめこといえば、味噌汁ですよね。
子どもの頃、会津でいただいたなめこ汁の美味しさは今も忘れられません。
hanamura さん 年金がもらえて、余裕がある人は絶対に里山生活ですよ。
さらに豊かになりますから、ぜひ、「里山資本主義」をお読みください。
テリー さん なめこはけっこう簡単ですよ。一人では面倒でも、二人だやると作業がはかどります。中二になったのでけっこう役するようになりました。勉強よりも、こういうことが好きみたいで・・・
by 袋田の住職 (2013-12-22 20:46)