第二教区特派布教が那珂市の蒼龍寺さまで開催されました。

６月１６日（火）、那珂市南酒出の蒼龍寺さまで、特派布教と教区護持会総会が開催され、
龍泰院の護持会長と副会長と参加してきました。



↑　広い、境内はきれいに整備されています。

以前、南酒出城の記事で紹介した那珂市南酒出の台地の上にあります。

しかし、・・・


本堂は現在再建中です。

本堂の姿は、この南酒出城を紹介する過去記事でご覧ください。



平成２３年３月１１日の巨大地震は、那珂市に大きな被害をもたらしました。

約２００年前に建てられた、蒼龍寺さまの本堂も半壊し、修復不可能となりました。



↑　文化五年に建てられたことを証明する矢羽根の形の古い板です。



↑　解体した部材には、建築年代などを証明する書き込みがあります。



↑　客殿の奥に本尊様は仮安置されていて、そこで法要と布教、人権学習、そして、教区護持会総会が行われました。



↑　特派布教師は、宮崎県延岡市からお見えになった吉井泰俊老師です。



↑　教区内寺院の役員様方が、法話を聴聞しています。

私は、５月から教区長を補佐する教区幹事に指名され、教区護持会では書記を移植されたので、
今日は、１日司会進行、事業報告、事業予定の説明などをしていたので、写真はあまりありませんでした。

皆様のご協力で、正午にはすべての日程を終了し、解散となりました。

午後も、役場で会議があったので時間通りに進行して良かったです。

会場寺院の役員さんは、工事中のため、会場が手狭だと恐縮されたましたが、
茨城県の大震災の被害は大変大きく、檀信徒の皆さんが御苦労していることを、
特派布教師さんや近隣寺院の役員さんに見ていただくことも有意義だと開催に踏み切ったのです。
その意味では、実に意義深い、特派布教と教区護持会総会でした。