SSブログ

②福知山へお見舞いを届けに行って来ました。その2-(福知山編) [防災!復興祈願]

今日は、父の日、今年も恒例の親父の出番で樹輪工場へ、こうしょうを連れて親子木工教室に行って来ました。

私は、途中、大子斎場で葬儀のお勤めがあったので、その後は、こうしょうに作業を任せました。
今年は、けっこう大物で大変だったのですが、大工さんの指導で仕上げてくれました。
その様子は、次記事で紹介しますのでお楽しみに・・・


さて、昨日の続きです。福知山は、近年、何度も水害に襲われています。
花火大会での、ガソリン引火爆発事故もあり、福知山の友人も「福知山は、踏んだり蹴ったりや」
と言ってました。

由良川が氾濫した、水害もありましたが、昨年8月の水害は、集中的に長時間豪雨が続き、
土砂崩れが多発したというものです。

幸い、人的被害は少なかったので、翌日の広島水害ほど報道されていません。

01.jpg

↑ 福知山市川北の頼光寺さまに到着しました。実に、35年ぶりです。


3年前に福知山まで来ましたが、その時はお寺までは行きませんでした。

10.jpg

↑ 高台にあり、由良川が氾濫した時は、地域の方が避難してくる一時避難場所だそうです。

しかし、この日は・・・

02.jpg

↑ 裏山から土石流が何度も襲い、本堂が1mほど動かされました。
本堂の中から仏像などを運び出そうとしていた友人は、
外にいた檀家さんや家族から、逃げろ!と言われて外に出たので、命は助かったそうです。
土石流に襲われる前には、湧水が濁ったと言ってました。

03.jpg

↑ その、昨年8月の水害の時の写真が掲示されていました。

05.jpg

↑ 庫裡は無事のように見えますが・・・

06.jpg

↑ 中は、やはり泥流が流れ込み、今後も裏山が崩れるのが心配なので、住居としての再建はあきらめ、
位牌堂にするそうです。

08.jpg

↑ 本堂があった昔の伽藍の写真が掲示されてました。

04.jpg

↑ 福島の同級生が代表で見舞金を手渡しました。

本堂の再建は檀家さんが中心になって行いますが、目に見えない出費もあり、
住職の個人的な負担もけっこう大変なのです。

09.jpg

↑ 掲示板の言葉が、住職の気持ちを表しているようでした。

一日も早く、本堂が再建されることを願って、お寺を後にしました。

③福知山へお見舞いを届けに行って来ました。その3-(特急こうのとり編)へ続く・・・

nice!(20)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 20

nice!の受付は締め切りました

コメント 4

おじゃまま

近くて遠い、福知山。。
毎年、福知山でサッカーの大会が企画されるのですが、
ここ2年、夏は無理でした。。
雪の中での大会になったと聞いています(我が家は参加できませんで。。)
by おじゃまま (2015-06-22 00:02) 

袋田の住職

おじゃまま さん 広い河川敷が、洪水でかなり被害を受けたようですね。
近年は、大雨が多いので、大変です。
by 袋田の住職 (2015-06-23 05:56) 

OJJ

最近は同じ兵庫県でも生野峠の向こうとこちらでは雨量がズイブン違います。
南でも宍粟や佐用で水害がありましたが・・
by OJJ (2015-06-23 16:47) 

袋田の住職

OJJ さん 佐用の水害もひどかったです。数年後に通りましたが、水害の後が残ってました。
大子も同じような地形なので、油断できません。避難経路の確保は大事ですね。
福知山でも、頼光寺さん300年の歴史で初めての雨量だろうと言ってました。
by 袋田の住職 (2015-06-23 19:30) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0