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①袋田の滝ハヤブサ物語2016-その1-(ダイジェスト版) [猛禽類]

5月10日の記事以降、ハヤブサの様子をアップしてませんでしたが、
それは、5月15日に、巣穴の中でハヤブサが雛を育てているを確認したためです。

ハヤブサの親鳥たちが営巣放棄しないよう、100m以上離れたところから観察してました。

6月4日の早朝、三羽とも巣立ったことを確認できたので、これまでとりだめてきた写真をアップしていきます。

まずは、4月29日に月居山に登った時に撮影した写真をご覧ください。

su001.jpg

↑ この時に偶然撮影していた巣穴には、雛の姿は確認できませんが・・・

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↑ そのあと、あらためて撮影した屏風岩です。

上の方がオーバーハングした、滝の上にそびえる段が絶壁です。

前記事でもあるように、何度も月居山に登っていたのは、ハヤブサの巣の観察したり、
今年、たくさん来ている、キビタキなど、野鳥の撮影のためでした。


su01.jpg

↑ こちらは、6月1日撮影した、巣穴です。

巣立ち目前の幼鳥の姿が3羽確認できます。

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↑ 巣は、こんなところにあります。

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↑ 5月15日の朝撮影した画像です。

左の赤丸の中に母親鳥が、右の黄色い丸の中に、雛が写っています。

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↑ 5月20日撮影、この時期、まだ雛は白い羽毛に写っています。

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↑ 5月26日、盛んに羽ばたいて羽毛を飛ばす幼鳥です。

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↑ 6月4日の午前8時に撮影した写真では、巣の中は空です。

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↑ 午前9時30分頃に撮影した屏風岩を飛ぶ幼鳥です。

hayabusay1.jpg

三羽全員が飛びまわっているのを確認できました。

hayabusay8.jpg

↑ 6月5日、昨日の午後に撮影した幼鳥です。

パタパタと羽ばたきながら、ぐるっと回って戻って来られるようになりました。

巣を出てから、一ヶ月ぐらいは、親鳥から、飛び方、餌の受け渡し、餌の捕まえ方を教わりながら、
親に守られて過ごします。

自分で餌を捕れるようになると、親のテリトリーを離れていきます。
それが、本当の意味の巣立ちですが、幼鳥たちにはまだまだ厳しい試練が待っています。

しばらく、見守っていきたいと思います。

袋田の滝付近、6月中ぐらいは、親鳥2羽と幼鳥3羽が飛び回る姿がみられます。

雛が育っていき、巣立つところまで、撮りためた写真を編集して、そのドラマを皆さんに紹介していきたいと思います。

6月4日の「嵐にしやがれ」では、嵐の櫻井翔くんによって大子町が紹介されました。

地元に住む者として、大変うれしい紹介の仕方をしてもらいました。

櫻井翔さんはじめ嵐のみなさん、スタッフの皆さん、嵐ファンの皆さんに感謝しています。

収録は4月26日だったようです。この記事でご覧ください。

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三楽斎

ハヤブサの営巣&巣立ちを記録されるなんてすごいです!我が家ではハヤブサの鳴き声は身近なのですが、姿を見ることは稀です。猛禽類いた!と思って見上げてもほとんどトビでたまにノスリって感じです。鳴き声がする以上居るはずなんですけどね~。ツミは生瀬に検針に行くと良く見るのですが自宅周辺ではあまり見ません。
by 三楽斎 (2016-06-06 21:52) 

おじゃまま

観察記録になってる!!
素晴らしいですね。
by おじゃまま (2016-06-06 23:37) 

袋田の住職

三楽斎 さん かなり野鳥に詳しいですね!ツミは袋田の滝周辺にいますが、うちの裏山にもいます。今の時期、滝本では、トビ・ハヤブサ・サシバはほぼ毎日見られます。冬だとノスリが多く、オオタカやハイタカも飛びます。

おじゃまま さん これから、巣立つまでを物語風に順次アップしていきますので、おたのしみに♪

by 袋田の住職 (2016-06-07 05:54) 

三楽斎

オオタカ、サシバ、ハイタカ等も見ていて区別がつかずにノスリだと思い込んでいる可能性があります;千葉ではほとんど見かけなかったもので;住職さんと一緒に猛禽類観察をして見分け方を教えてもらうのが新たな夢となりました。ツミは小柄な上に翼の形に特徴があるので、大子に来てからが初見でしたが、鳥類図鑑と照らし合わせて間違いないと思いました。
by 三楽斎 (2016-06-07 21:54) 

袋田の住職

三楽斎 さん 私もいつも飛んでるノスリだと思って撮影して、あとでパソコンで確認したらオオタカだったことがあります。探鳥会でも、オオタカとサシバは見間違うこともあります。ツミはオスはとてもきれいですね。小さいのに鷹らしい姿をしていて凛々しいです。奇数月には奥久慈憩いの森で、偶数月にはみらんど袋田で探鳥会があります。ご一緒できたら良いですね♪
by 袋田の住職 (2016-06-08 05:40) 

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