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茅葺き屋根用の茅刈りボランティアに参加しました [里山資本主義バンザイ!]

まずは、青年会の創立60周年が開催された2月23日(金)の朝の写真を・・・

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↑ 夜中に降った雪で一面真っ白に!

道路は積もりませんでしたが、これで心配になったことが・・・

ススキが湿って、25日の日曜日に予定されている茅刈りボランティアができるかどうか・・・?


しかし、天気が回復し、実施されることに・・・

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↑ 車が続々集まってきます。

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午前10時からの予定でしたが、9時30分に行った時は、大子に来てボランティアで草刈りなどをしているグループの皆さんがすでに作業を始めてました。

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↑ この勢いなら午前中で終わるかなと思いましたが、それほど甘くはありませんでした。

それでは、作業の様子をご覧ください。

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↑ 枯れススキを稲刈り用の鎌でかり、まとめていきます。

ここで大事なのは、絡まった蔓や雑草をきれいに取り除くことです。

カヤ以外の植物が入ってしまうと、屋根を吹いた時そこから傷んでしまうそうです。

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↑ 午前中2時間で5束作りました。

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facebook友達の魚作さんが差入れに♪

午後は七曲りの板長や、会津屋さんが焼き芋持参で参加してくれたりして18名ほどに・・・

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↑ 七曲りの板長は、時々ここでの茅刈りに協力していたので、即戦力です。

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↑ たくさんかられたカヤの束を、まとめてさらに太いカヤの束を作り保管します。

そうそう、忘れていけないこの時間「おやつタイム」

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みんなで缶コーヒーやお茶を飲み、お菓子や焼き芋をモグモグしました。

地域起こし協力隊のともつね隊員や七曲りの板長、関さんなどが、萱刈りを手伝っていたのですが、
なかなか進まず、終わりそうもないので、facebookで萱刈りイベントとして招待してくれました。

私も、時間を空けて参加することに・・・

茅刈りでは、傷にならないようにゴーグルをかけ、防護長靴を履き、重装備で参加しました。

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↑ 午後4時過ぎまで作業をしましたが、全部は刈り終らず、刈り終えたところを刈払機できれいにして作業終了です。

私が住職になった35年前頃は袋田にもまだ茅葺き屋根が残っていたのですが、今は数えるばかりに・・・

なんとかこの里山の風景を残していきたいのですが、その苦労は大変です。

少しでも、このような形で協力できればと考えています。

今回は、実際に茅刈りに参加し、作業の方法がわかったので大きな収穫となりました。

いつか、萱葺屋根の吹き替えが終わったら、ここに、私が刈った茅が使われてるんだ!

と、見るのが楽しみです。





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コメント 4

mimimomo

こんにちは^^
まだ雪が降るのですね~今年は寒さが長いですね。
茅葺屋根を作るのは本当に大変でしょうね。
by mimimomo (2018-02-27 13:21) 

テリー

茅葺の家を残すのは、大変な努力が必要ですが、ボランテキアの協力のもとに、是非残してほしいですね。

by テリー (2018-02-27 15:06) 

OJJ

立派な茅を育てていますね~こちらでは雑草が多くムリみたい
by OJJ (2018-02-27 19:07) 

袋田の住職

mimimomoさん 雪で危ぶまれましたが、すぐにとけて良かったです。

テリーさん 昔は結の文化で出来たのですが、今はボランティアがそれに代わるものとして機能しているので、何とか残していきたいです。

OJJさん 雑草を取り除くのが大変ですね・・・


by 袋田の住職 (2018-03-01 19:13) 

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