境内の巣箱からシジュウカラが巣立ちました

昨日、境内の巣箱からシジュウカラの雛たちが巣立ったのでその報告を速報でお伝えいたします。



↑　大雨が降った6月10日（月）、夕方日が暮れても約10分おきに巣箱に餌を運んでいるシジュウカラの親鳥です。








↑　巣箱の入り口は30mmです。本当は28mmがベストなので、今度作る時はそうしたいと思います。



↑　百日紅の上で餌をくわえてさえずるシジュウカラ、その先には・・・



↑　シジュウカラの雛が地面におりていました。



↑　巣立ったのは、6月12日の朝8時30分頃です。親鳥の方をみていますが・・・



↑　餌をくわえて雛を呼ぶ親鳥です。

実は、最後に巣だった雛はうまく飛べずにバタバタしていたらヘビに捕まってしまったそうです。

味をしめたヘビは、巣箱に侵入したそうです。

すでに、巣だっていたので大丈夫でしたが、やはり巣箱の穴の大きさは大事だと思いました。

ヘビは相変わらず木に登ったりして雛を狙っています。



↑　虎月庭の子虎石の上に雛の姿がありました。



↑　よくみたら二羽いたみたいです。



↑　上にある梅の古木でさえずる親鳥



↑　梅の木の茂みの中にも隠れていました。



↑　ここで、親鳥が餌を運んでくるのを待っているようです。

13日の朝6時、本堂の入り口の近くに雛の姿がありました。



かわいい雛です。

ヘビの攻撃をかわして成長してくれるとよいのですが・・・

ヘビも生きていかなければならないので必死です。

そのヘビも、上空から猛禽類のサシバが狙っています。

自然の世界は弱肉強食で厳しいです。

その厳しい環境で、懸命にヒナを育てるシジュウカラの姿には心が打たれます。

こうした自然から人間が学ぶことはたくさんあると感じました。

巣箱が無ければ、卵を産んでもたちまちヘビやカラスに食べられてしまいます。

シジュウカラのために、秋になったら、新しい巣箱を作ろうと思っています。

入り口のサイズを２８ｍｍにして・・・