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なんと、国体チャンピオンの平岩達樹選手が! [防災!復興祈願]

大子町災害ボランティアセンターは、10月15日に、早くも立ち上げられボランティアの受け入れを開始しました。

また、赤十字奉仕団などいろいろな団体が町内で炊き出しをしたりして被災者支援活動しています。

東日本大震災以降、大子町では、毎年防災訓練を重ねてきました。
常総市の水害の時には、連日職員を派遣するなどしてきました。

過去に経験のない未曾有の大水害となりましたが、訓練の成果が現れてきて、確実に前に進んでいます。

ちなみに、これが、最新のボランティア募集状況がわかるサイトです。

これで、いかに今回の台風19号の被害が広範囲に広がっているかもわかるかと思います。

あわせて、大子町ボラセンが15日立ち上げられたというのが早かったかわかるかと思います。

その陰には、Yさんという茨城県南部の僧侶が関わっていましたが・・・

その方は、洪水の翌日には大子町にも常陸大宮市にも姿を見せています。

さて、昨日の記事の続きです。

我々9人のグループでは・・・

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↑ 被災家屋の回りの泥土を土のう袋に詰めて運び出したり、


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↑ 雨が降る予報なので、側溝にたまった泥を出したり、

今日中に、めどをつけようと、昼休みは30分に短縮

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お昼は持参したおにぎりで簡単にすませます。

私は、昼休み、ここの近所の檀家さんや、知り合いの所を回って話を聴いてきました。

一声かけて次の家に行こうと思っても、次から次へと言葉が出てきて話が止まらなくなります。

誰かに、話を聴いて欲しい、人に話すと、胸の中に詰まった思いがはきだされ、少し楽になります。

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↑ 福岡市から派遣された職員が大子町役場の業務を手伝ってくれています。

宿泊は、18日に再開した袋田温泉思い出浪漫館が受け入れてます。

午後2時30分に休憩が入りました。

肉体労働なので、無理せずに休憩時間をとるのが大事です。

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隣りの被災家屋では、たまたま、大子清流高校元校長の野内正美先生が作業してました。
愛する大子町のためにと、大子町災害ボランティに参加し、軽トラックを使っての運び出し作業をしていたのです。

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↑ その隣の家から休憩時間に出てきた若者、名札を見るとどこかで見た名前?

平岩達樹さんって、もしかしてカヌーの?

そしたら、「はい、そうです!」と

この記事で紹介した、国体カヌーカヤック、ワイルドウォーター1500mのチャンピオン、平岩達樹選手だったのです。

一緒に作業していた方に、この方、国体金メダリストですよ!と、教えてあげたらとても喜んでくれました。

とても、爽やかな青年で、カヌーについての話をしてくれました。

ボランティアの現場では、このように有名人、お笑い芸人、俳優、スポーツ選手が名も告げづに黙々と働いていることがあります。

国体銀メダリストの井戸奈津美さん、同じくスラロームに出場した谷村選手もこの日参加していたそうです。

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↑ 隣の被災家屋で泥土や被災家具の運びを出しをしているのは、筑波大学の学生さんたちでした。

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予定していた作業がだいたいになった時、依頼主の方が、遅くなると森林の温泉が混雑しちゃうからるから、そろそろ上ったら、と言ってくれました。

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依頼主の方は、一人一人と硬い握手を交わして、見送ってくれました。

黒い服の人は那珂市の従兄弟の息子さんです。

筑波大学の皆さんの所では、大きな拍手が沸き起こっていました。

こんなことがあると、皆さん、気持ち良く帰ることが出来ます。

災害からの復旧には、長い時間がかかります。

ゆっくり休む時間も必要です。

今回紹介したように、 大子町と長く交流を続けている筑波大学から大勢のボランティアの学生が来てくれています。

地元、茨城大学では、大子町はじめ、県内の被災地へ大勢の学生さんがバスで入っています。

大子清流高校の生徒は、国体ボランティアで活躍し、今回も災害ボランティアで活動してくれてます。

今日の、復興支援「輝流祭」の様子は関東甲信越エリアのNHKで放送して頂きましたので、関東と山梨、長野、新潟の方で見た方は多いのではと思います。(岐阜の方も見たとか?)

皆さん、本当にありがとうございます。ただただ感謝です。

高齢化の進む大子町、被災家庭からの要望に応えられず、ボランティアが入ってない家があるのが現状です。

19日現在、225件の支援要請が来ていますが、応えきれていません。

まだまだ多くの支援が必要です。

これからも、宜しくお願いします。

そういえば、幻のりんご「こうとく」が食べ頃になりました。

紅葉が始まった袋田の滝、二つの台風でも落ちなかった大子のりんご、

ボランティアは無理だという方は、ぜひ、滝見物やりんご狩りに来てください。

それも地元観光業者にとっては、なによりうれしい復興支援です!

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