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檀信徒被災調査の結果です。 [防災!復興祈願]

10月24日(木)と25日(金)、各地区を回り、檀家さんの被災状況を調べて回りました。

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↑ 久野瀬橋は無事でした。

滝本から下津原へ行き、午後は、駅前と南田気へ


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↑ 南田気から久野瀬へ久しぶりに久野瀬橋を渡ってみました。

久野瀬側は、道路が削られているので、南田気側で待って、交互通行します。

一応、目視と檀信徒への聞き取りで、床上浸水か床下浸水か、仏壇の状況は、

洪水時にいた場所、避難先などを聴き、今、困っていることなどを聴きとりました。

その結果、床上浸水 46軒、床下浸水 21軒 計 67軒が住居に被害を受けてました。

その他、庭先まで水が迫ったという人、床上1.8mの浸水で、押し入れの天袋で過ごした人

床上浸水した室内のテーブルの上で過ごした人など、消防団に半強制的に避難させられた
大規模半壊の家もありましたので、もし、もう少し雨が降り続けば人的被害もあったと思います。

昨日、会えなかった下津原の元総代さんに話しを聴いたら、先祖から聴いていた明治23年8月7日の
大洪水より、1m高くなり、横を走る水郡線の線路を超えたと証言してくれました。

久野瀬の可恐(おそるべし)の石碑が示したものと同じなので、やはり、明治維新以後記録に残る
最高水位だったようです。

そして、大正9年9月1日、と昭和14年にも洪水があって、どこまで来たというのを、すらすらと話してくれました。

90歳ぐらいだと思いますが、すごい記憶力です。

明日、明後日と葬儀が続きます。週末はボランティアの方が入ってくれると思うので、少しづつ片づいていくと思います。

南田気の床上浸水した家では、ボランティアの方が来て、床下から泥土を取り除いてくれて本当に助かったと言ってました。

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↑ 被災地へ土のう袋を送るプロジェクトの袋も使われてました。

まだ、自宅で寝泊まりすることが出来ないので、大子町が確保した避難所である東京理科大学研修センターで寝泊まりしているそうです。

ロビーはホテルみたいで個室で寝ることが出来るとうことで、食事もでて、有り難くて涙が出ると言ってました。

他に、自宅が大規模半壊した家では、町営住宅に入っている人、知人を頼って避難生活をしている人など様々です。

宗務庁からの見舞状とお見舞品が届いたら、被災した檀信徒の家をもう一度回って届けようと思っています。

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