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水郡線の復旧情報と恐るべしの石碑(自然災害伝承碑) [防災!復興祈願]

令和元年台風19号の影響で、郡山~常陸大宮間で不通が続いていた水郡線ですが、

11月1日(金) 西金駅~常陸大子駅間をのぞいて運行を再開しました。

西金駅~上小川駅~袋田駅入口~常陸大子駅で代行バスが運転されることになりました。

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↑ 茨城交通バス「割山バス停」が代行バスの停留所になります。




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↑ 龍泰院境内地の一番北にバス停があります。

学園祭休みで帰省していたこうしょう、災害ボランティアへ行ったり、片づけを手伝ったりしていたのですが、

この日は、クロスバイクで、水害で浸水したエリアを回ってきました。

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↑ 袋田駅が再開していました。

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↑ 駅の風景はいつもと同じですが、この日、水郡線の列車が、走ってくることはありません。

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↑ 袋田駅の委託販売員の方がいたので、お話をきいてきました。

袋田駅から、うちの前の代行バスの乗り場まで800mあり、速足で歩いても10分ほどかかります。

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↑ 踏切の近く、さいだん坂と呼ばれる道ののぼり口の岩の上に石碑(自然災害伝承碑)があります。

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↑ 恐るべしと刻まれています。

この石碑のことは、このブログで、度々記事にして、水害への注意喚起して来ました。

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↑ 明治23年8月7日の22尺増水したという、大洪水の記録が刻まれています。

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↑ こどもの頃、岩の上まで川の水が来たのかと思い、ビックリしましたが、実は線路のあるあたりにあった石碑を水郡線の線路敷設工事に伴い岩の上にあげてしまったそうです。

この石碑は、洪水の最高水位を示すものですから、上下に移動してはいけないものだったのです。

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↑ 台風19号の増水で流された水郡線久慈川第6橋りょう(袋田駅~常陸大子駅)の撤去作業の工事が始まりました。

久慈川を渡る鉄橋を新たに建設しなければなりません。

ただ、明治23年の大洪水の水位を参考に敷設された水郡線の線路ですが、

今回、さらに1m水位が上がったので、今までどおりに通して、また同じことが起こる可能性があります。

新しい鉄橋は、線路の高さを上げて、鉄筋の入った丈夫な橋になるでしょう。

時間はかかりますが、しっかりとした対策が必要です。

郡山駅と水戸駅がレールでつながってこその水郡線です。

みなさん、今は、大変な水郡線、そして、大子町をこれからも応援してください。

東京から水戸駅経由で西金駅まで、そして、代行バスで、龍泰院の前まで来ることが出来ます。

11月の観光シーズンには、うちの前から袋田の滝まで、水郡線の列車にあわせて町が無料バスを運行するそうです。


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kohtyan

大災害ですね、心からお見舞い申し上げます。
水郡線の復旧が一日も早くなりますよう願っています。
by kohtyan (2019-11-02 10:51) 

袋田の住職

kohtyan さん ありがとうございます。 水郡線の復旧まで見守っていきたいです。

by 袋田の住職 (2019-11-03 16:57) 

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