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東京2020大会がすべて終了しました [スポーツ]

東京2020オリンピック・パラリンピックの全日程が終了しました。

よく言われていることではありますが、オリンピックとパラリンピックと両方で一つの大会です。

そこを、理解できずにいろいろ言う人もいいますが、パラリンピックでのアスリートの姿を見て、それをあらためて感じました。

昨夜のパラリンピックの閉会式では、パフォーマーのみなさんとアスリートと大会スタッフキャストが一緒になって素晴らしい空間を作り上げていました。

それを、締めくくった橋本聖子会長の4分30秒ほどのスピーチの内容を確認してみましょう・・・

「すべての会場が笑顔であふれていました」と語り、東日本大震災の被災地で育てられた花でブーケが作られ、選手村では被災地の食材が使われたことに言及されました。

本当に、パラリンピックのアスリートたちの笑顔は素敵でした。
ソメイティを花で飾ったブーケで、被災地からの感謝の思いも伝わりました。

さらに、「8年前世界に約束したおもてなしの心は感じていただけたのではないでしょうか。すべてのアスリートに感じていただけたのではないでしょうか。厳しい状況の中にあっても、互いを尊重し、敬い、心を一つにした皆さんだからこそ、この大会を成し遂げることができました。この素晴らしいチームを私は誇りに思います。本当にありがとうございました」と感謝を述べました。

アスリートを迎え、そして、見送るボランティアスタッフの皆さんの姿は、全世界からやってきたアスリートに届いたことでしょう。

 パラリンピアンに向けては「皆さんの圧倒的なパフォーマンスに、心が震えました。確固たる信念と、強い覚悟という土台の上に、幾重にも努力を積み重ね、決して自らの限界を作らない姿を身ました。皆さんが歩んできた、長く険しい道は、まっすぐに、そして重く、私たちの心を揺さぶりました」とし、さらに「パラリンピアンの躍動は、私たちに届けられたメッセージです。その姿に、多くの人が、ここから何かを始めようと思いました。私たちはたくさんの気づきと、自らを見つめ、未来を創造する力をいただきました」と述べられました。
会長自身が、冬と夏の両方のオリンピックに何度も出場したアスリートなので、実感がこもっています。

 最後に「変化は、気づきから始まります。互いの違いを認め、支えあい、いかなる差別も障壁もない、多様性と調和が実現した未来を必ずつくる、この決意が、社会の変革の契機となることを誓い、私たちは、さらに歩みを進めます」と述べられましたが、我々もそこを心に刻み、これからの生き方を考えていかなければならないと思います。

私自身も、バリアフリーの観点から、車椅子でも参拝できる環境を、計画より前倒しして整えていきたいと思いました。

国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は、。金継ぎの話をされました。日本の文化を理解しての言葉と思いますが、スピーチの上手な、本当に素晴らしい会長でした。




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