SSブログ

「星めぐりの歌」の歌詞を味わってください [法話]

8月14日(土) 今日は、光尚と手分けして新盆の家を回りました。

感染症対策をして、希望された家のみを回りましたが、それでも、二人で20軒近く回りました。

東京2020オリンピックの閉会式では、坂本九さんの声で「上を向いて歩こう」の歌が流れました。

こんな時代だこそ、上を向いて前に進むことの大切さを示すメッセージだと感じました。

大竹しのぶさんと子供たちが最後に歌った「星めぐりの歌」

著作権フリーなので、歌詞をアップします。

「星めぐりの歌」

作詞・作曲 宮沢賢治

あかいめだまのさそり
ひろげた鷲のつばさ
あをいめだまの小いぬ
ひかりのへびのとぐろ
オリオンは高くうたひ
つゆとしもとをおとす

アンドロメダのくもは
さかなのくちのかたち
大ぐまのあしをきたに
五つのばしたところ
小熊のひたいのうへは
そらのめぐりのめあて

夜空に輝く星座や星を羅列している歌詞ですが、そこには、どんな思いが込められているのでしょう?

つらい時、夜空に輝く星を観ると、大宇宙と比べたら人間の存在なんて、
とても小さい存在なんだと気づかせてくれます。

あんなに悩んできたことも、本当はたいしたことない小さいことだと思えてきます。
そして、星を観ると、生きる希望が生まれてきます。

「星めぐりの歌」には、そんな、宮沢賢治の想いが込められていると思います。
みなさんも、落ち込んだ時、つらいとき、夜空の星を見上げてみませんか?

そういえば、坂本九さんには「見上げてごらん夜の星を」という歌がありました。

私は、この歌も大好きです。

星を見ると、亡くなった人への思いもつのります。

亡くなった人は、空の上から私たちを、見守ってくれていると思います。

今日も雨が降り続いています。夜空の星は見えませんが、雲の上には星が輝いています。

雲が切れたとき、我々はその輝きを見ることができます。


nice!(8)  コメント(0)