大坂城は見どころいっぱいなのですが・・・ [日本の城]
6月に入りました。6月といえば梅雨の季節ですが、今日は朝から快晴でさわやかな一日でした。
そういえば、5月19日に行った大坂城の紹介がまだでしたので、遅ればせながら記事アップします。
バスの駐車場から歩いていくと、
↑ 南外堀越しに東側から一番櫓がのぞめます。
↑ 玉造口より入っていくと天守閣が見えてきます。
↑ 桜門が見えてきました。ここから本丸に入ります。
↑ 本丸の南側の空堀と高い石垣です。
徳川将軍家が諸大名に命じて、秀吉の大坂城の石垣を覆い、さらに高い石垣を積み上げました。
桜門を入ると、大坂城最大級の蛸石があります。
高さ5.5.m・幅11.7m、人間と比べるとその大きさがわかります。
どうやって運んできたか、どうやって据え付けたか実に不思議です。
桜門枡形を入ると、天守閣が良い感じで見えます。
大坂城の初代天守は天正13年(1585年)に豊臣秀吉が創建されましたが、
慶長20年(1615年)に大坂夏の陣で炎上、
二代目天守は徳川が寛永3年(1625年)に再建、しかし、寛文5年(1665年)に落雷で焼失してしまいました。
現在の天守閣は、昭和6年(1931年)に徳川の大坂城天守台の上に豊臣大坂城を意図的に変形して建てたものです。
全体のバランスは徳川の建てた層塔型に近いのですが、豊臣大坂城の特徴の入母屋の大破風を持つ望楼型になっています。
学生の頃、プラモデルの大坂城天守閣を組み立てたことがある住職ですので詳しいです。
↑ 金明水井戸屋形です。寛永3年創建の姿を伝える貴重な遺構です。
天守閣への入口に近づきました。
↑ 平成の大修理で輝きがよみがえった三代目天守閣を見上げます。
最後に天守閣からの眺めです。
↑ こちらは、西の丸方向です。真下に内堀と空堀の石垣の屈曲の様子がよくわかります。
今回は、団体旅行でしたので、他の櫓や石垣を見る時間はありませんでした。
天守閣の内部も撮影禁止のところが多く、雨で撮影も困難で、物足りない記事となってしまいましたが、
25年ぶりに訪れた大坂城、改めて、天下人秀吉、将軍秀忠の威厳を感じたところです。
江戸時代の大坂城は、二条城とともに、徳川の城で、城主は将軍であり、普段は大坂城代が治めていた。
幕末に、最後の将軍、慶喜公が入城したことで、その重要性が再確認されるという皮肉なこととなりました。
大坂城内には、いろいろな展示物があり、黄金の茶室の再現レプリカなどを観て、雨が強くなってきたので、ロードトレインでバスに戻り四天王寺へと向かいました。
そういえば、5月19日に行った大坂城の紹介がまだでしたので、遅ればせながら記事アップします。
バスの駐車場から歩いていくと、
↑ 南外堀越しに東側から一番櫓がのぞめます。
↑ 玉造口より入っていくと天守閣が見えてきます。
↑ 桜門が見えてきました。ここから本丸に入ります。
↑ 本丸の南側の空堀と高い石垣です。
徳川将軍家が諸大名に命じて、秀吉の大坂城の石垣を覆い、さらに高い石垣を積み上げました。
桜門を入ると、大坂城最大級の蛸石があります。
高さ5.5.m・幅11.7m、人間と比べるとその大きさがわかります。
どうやって運んできたか、どうやって据え付けたか実に不思議です。
桜門枡形を入ると、天守閣が良い感じで見えます。
大坂城の初代天守は天正13年(1585年)に豊臣秀吉が創建されましたが、
慶長20年(1615年)に大坂夏の陣で炎上、
二代目天守は徳川が寛永3年(1625年)に再建、しかし、寛文5年(1665年)に落雷で焼失してしまいました。
現在の天守閣は、昭和6年(1931年)に徳川の大坂城天守台の上に豊臣大坂城を意図的に変形して建てたものです。
全体のバランスは徳川の建てた層塔型に近いのですが、豊臣大坂城の特徴の入母屋の大破風を持つ望楼型になっています。
学生の頃、プラモデルの大坂城天守閣を組み立てたことがある住職ですので詳しいです。
↑ 金明水井戸屋形です。寛永3年創建の姿を伝える貴重な遺構です。
天守閣への入口に近づきました。
↑ 平成の大修理で輝きがよみがえった三代目天守閣を見上げます。
最後に天守閣からの眺めです。
↑ こちらは、西の丸方向です。真下に内堀と空堀の石垣の屈曲の様子がよくわかります。
今回は、団体旅行でしたので、他の櫓や石垣を見る時間はありませんでした。
天守閣の内部も撮影禁止のところが多く、雨で撮影も困難で、物足りない記事となってしまいましたが、
25年ぶりに訪れた大坂城、改めて、天下人秀吉、将軍秀忠の威厳を感じたところです。
江戸時代の大坂城は、二条城とともに、徳川の城で、城主は将軍であり、普段は大坂城代が治めていた。
幕末に、最後の将軍、慶喜公が入城したことで、その重要性が再確認されるという皮肉なこととなりました。
大坂城内には、いろいろな展示物があり、黄金の茶室の再現レプリカなどを観て、雨が強くなってきたので、ロードトレインでバスに戻り四天王寺へと向かいました。
2010-06-02 22:38
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コメント(25)
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蛸石といい、ピラミッドの石といい、今ならともかく、本当にどうやって持ってきたか、説は聞いてはありますが、いまいちピンときません。
これに従事された方は、大変だったろうに、感じるばかりです。
by yamaoji (2010-06-02 23:41)
折角の登城なのに、雨は残念でしたね。
しかし視界はそんなに悪くなく、良かったですね。
自分が撮ったときは感じなかったのですが、外灯がじゃまですね。
蛸石は日本の城石では最大だとおもいます。
by 官兵衛 (2010-06-03 01:22)
あまり大阪城って話題にならないような気がしますが、
さすがに貫禄がありますね。
石垣が美しく、今日までその姿を保っているのがすごいことです。
by manamana (2010-06-03 05:50)
改めて見ると、
大阪って城下町だったんだなあと分かりますね。
by たいへー (2010-06-03 07:23)
yamaoji さん 蛸石クラスになると、今、ユンボやクレーン車を使っても据え付けが難しい大きさです。普段見掛けるような重機では動かすこともできません。
それを、人力で動かしたのですからすごいですよね。
官兵衛 さん 大坂城最大級というだけでなく、日本最大級なんですね。
時間があれば、巨石巡りや櫓巡りをしたかったです。
それだけで、十分一つの記事になります。
manamana さん 石垣は江戸城よりも見どころが多いですね。
名古屋城の石垣も見事ですが・・・
たいへーさん 商業の街というイメージが強いですが、かつては大坂城の総構で囲まれた、堅固な城郭都市だったことが分かりますね。
by 袋田の住職 (2010-06-03 07:50)
江戸城防衛の名残が、東京の渋滞を招いていますが、
大阪城の場合はどうなんでしょうね?
by an-kazu (2010-06-03 07:55)
お早うございます。
大阪城には大阪在住7年の間に何回か行きました。
まず蛸石には驚かされますね。(@_@;) 豪華なお城です(^。^)
by yakko (2010-06-03 08:27)
an-kazu さん 東京の場合、江戸城の内堀、外堀にそって環状道路があり、
全国と結ぶ放射状道路があり交差点が複雑です。
それに対して、大阪は、東西に走る通りと、南北を走る筋があり
御堂筋など大きな通りも一方通行になっていて、車の流れは良いようです。
水運が盛んなのも大阪の特徴です。
ただ、運転マナーが強烈なので運転する気はしません・・・
yakko さん 大阪に7年でしたか、いろいろ楽しめる街ですね。
お城の規模もすごいです。
蛸石以外も見てきたかったです。
by 袋田の住職 (2010-06-03 08:33)
この敷地のすぐ近くか敷地の中かにホテルがあってよくかぞくでとまりました。
by うしさん (2010-06-03 08:39)
日本のあちこちに、お城があった時代を覗いてみたいです^^
by ゴーパ1号 (2010-06-03 09:37)
大阪城は大阪に学会で行くたびに見上げていたが、訪れたことあったかな。
by kazoo (2010-06-03 09:44)
いつ以来行ったか覚えていませんが、
蛸石は見ていなかった気がします。でかいですね
by マリンかもめ (2010-06-03 10:24)
威風堂々とした構え、さすが大坂城。天下を従えた豊臣徳川の力を見せつけています。
by fuzzy (2010-06-03 13:52)
私も一度行ったことが有りますが、
あの「蛸石」威光を示すための石だけ有ってビックリしますね。
by 弁慶 (2010-06-03 16:33)
現在の大阪城は、三代目なのですね。
蛸石を運んできて、あの場所に備え付けたとは、
当時の土木技術が進んでいたのと、徳川の威光でしょうね。
by kohtyan (2010-06-03 18:03)
うしさん 大坂城は大阪市の中心にありますから、便利なところですよね。
ゴーパ1号 さん 特に天下普請で作られたお城は石垣も建物も立派ですね。
kazoo さん 観光じゃないと行かないのかもしれませんね。。。
マリンかもめ さん 私は25年ぶりでした。一緒に行った方は、修学旅行以来50年ぶりと言ってました。
fuzzy さん この巨大建造物に庶民は驚いたことでしょうね。
弁慶 さん この巨石をみたら、逆らうことをあきらめますね。
kohtyan さん 遠くから運んできて据え付けた訳ですからすごいですね。
by 袋田の住職 (2010-06-03 19:15)
重機が無い時代に、こんなに壮大な建造物を建てられるなんて、昔も現代に引けをとらない施工方法があったんですね。
by こう (2010-06-03 20:29)
大阪城は遠目にしか見たことがありません。
蛸石は以前から見てみたいと思っているのですが、
なかなかチャンスがありません。
by きまじめさん (2010-06-03 21:34)
こう さん 今の時代でもこれだけの建造物を作るのは大変ですが、
当時はどうやってこの重さ、この高さを克服したのか興味深いです。
by 袋田の住職 (2010-06-03 22:13)
大坂城の石垣の石の大きさ、堀の広さは他の城を圧倒しますね。
蛸石ははりぼてですが、でもその存在感はすごいです。
by ねじまき鳥 (2010-06-03 23:49)
ねじまき鳥 さん はりぼてでしたか!
でないと、運べないですよね・・・
by 袋田の住職 (2010-06-04 07:20)
大坂城、最近、行ってないですね。
by テリー (2010-06-04 22:10)
テリー さん じっくり見てみたいお城です。
天守閣じゃなく、高い石垣や重厚な櫓を
by 袋田の住職 (2010-06-05 06:11)
大阪城は流石に貫禄十分ですね。そう言えば、大阪へは何度もお邪魔していますが、大阪城は一度も見学したことがありませんでした。
by 水郷楽人 (2010-06-05 12:49)
水郷楽人 さん 私は、名古屋城、江戸城、大坂城は見ました。
わざわざ見に行く人は少ないのでしょうね。
東京の人でも江戸城はあまりみないかも
by 袋田の住職 (2010-06-05 15:24)