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運命的な再会、特派布教開催されました [法話]

6月15日(木)曹洞宗茨城県宗務所第二教区特派布教が、東海村の泉福寺様を会場に4年ぶりに開催されました。
6月11日に教区長に就任した私にとって、初仕事もいえる行事でした。

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今回の特派布教師は、静岡県島田市金谷の稲石文乗老師でした。
稲石老師とは、駒澤大学仏教研修館「竹友寮」で一年間同室でした。稲石君と呼んでましたが、年齢は4歳上です。東京理科大学2年の時に父親が亡くなり、駒澤大学に入りなおして僧侶への道を歩んだという訳です。

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「星めぐりの歌」の歌詞を味わってください [法話]

8月14日(土) 今日は、光尚と手分けして新盆の家を回りました。

感染症対策をして、希望された家のみを回りましたが、それでも、二人で20軒近く回りました。

東京2020オリンピックの閉会式では、坂本九さんの声で「上を向いて歩こう」の歌が流れました。

こんな時代だこそ、上を向いて前に進むことの大切さを示すメッセージだと感じました。

大竹しのぶさんと子供たちが最後に歌った「星めぐりの歌」

著作権フリーなので、歌詞をアップします。

「星めぐりの歌」

作詞・作曲 宮沢賢治

あかいめだまのさそり
ひろげた鷲のつばさ
あをいめだまの小いぬ
ひかりのへびのとぐろ
オリオンは高くうたひ
つゆとしもとをおとす

アンドロメダのくもは
さかなのくちのかたち
大ぐまのあしをきたに
五つのばしたところ
小熊のひたいのうへは
そらのめぐりのめあて

夜空に輝く星座や星を羅列している歌詞ですが、そこには、どんな思いが込められているのでしょう?

つらい時、夜空に輝く星を観ると、大宇宙と比べたら人間の存在なんて、
とても小さい存在なんだと気づかせてくれます。

あんなに悩んできたことも、本当はたいしたことない小さいことだと思えてきます。
そして、星を観ると、生きる希望が生まれてきます。

「星めぐりの歌」には、そんな、宮沢賢治の想いが込められていると思います。
みなさんも、落ち込んだ時、つらいとき、夜空の星を見上げてみませんか?

そういえば、坂本九さんには「見上げてごらん夜の星を」という歌がありました。

私は、この歌も大好きです。

星を見ると、亡くなった人への思いもつのります。

亡くなった人は、空の上から私たちを、見守ってくれていると思います。

今日も雨が降り続いています。夜空の星は見えませんが、雲の上には星が輝いています。

雲が切れたとき、我々はその輝きを見ることができます。


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常陸太田市の寿松院さまで特派布教が開催されました。 [法話]

今日は、朝7時に家を出て、一時間かけて常陸太田市田渡町の寿松院さまへ・・・

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当時、立派な松があったので、水戸の御老公徳川光圀が寿昌寺を寿松院に寺の名前を変えさせたといわれています。

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↑護持会会計の佐藤さんと、当山護持会会長の小室さんと記念撮影。

午前9時開講式本尊上供、午後9時30分より、特派布教・・・

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↑ 特派布教師は、愛知県新蔵寺住職竹川正悟(たけがわせいご)老師です。

実は、竹川老師は、以前うちの特派布教で来山されてます。

その時のことをよく覚えていてくれて、先日確認の電話をさせていただき懐かしく思い出しました。

ちなみに、平成22年6月22日に当山で開催された時の記事です。

私は、午後一時より大子斎場で葬儀があったので、午前11時にお先に失礼させていただきました。


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生きとし生けるすべての命を乗せた大きな船 [法話]

お盆なので今日は、オリジナルの法話を、お届けします。

沈みそうな大きな船のお話です。

今から2,600年以上前、人々は、争い、奪い合い、そして、強いものは弱いものを差別していた。

争い、奪い合う人たちを乗せた船は大きく揺れていた。

そんなとき、一人の聖者が現れた。

そして、説いた。

「生けとし生けるすべての存在は、この世にたった一つの尊い存在であると」

法話の続きをご覧ください。


春の彼岸に入りました [法話]

今日から春の彼岸です

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青空が広がり、境内には梅の花がかぐわしい香りを漂わせています。

春の彼岸の頃になると、野鳥の動きが活発になり、魚も活動的になります。

さて、昨晩、大林宣彦さんがTVに出演しているのをみて、20年前に龍泰院だよりに書いた文章を思い出しました。

クリックして、続きをお読みください


生命の樹 [法話]

今日から、春の彼岸です。

法話のかわりに詩を詠んでみました。

ここをクリックして、詩をお読みください。


お盆に思う心の故郷、懐かしい風景・・・ [法話]

今年の山門施食会では、故郷の話をさせて頂きました。

ふるさとの 山に向ひて 言うことなし
  ふるさとの山は ありがたきかな 
               <石川啄木>

昨年、釧路の定光寺さまでの本庁講習講師を勤めた時、
昼休みに、海岸まで歩いて行くと、石川啄木の歌碑がありました。

どうして、岩手の石川啄木が釧路に縁があるのなか?
と、不審に思い、調べてみると、


クリックして、法話の続きをご覧ください。


関東管区教化センター婦人会会員仏教基礎講座に行ってきました。 [法話]

今朝の袋田は、深い霧に包まれていましたが、霧が晴れた後は抜けるような青空が広がっています。

さて、10月28日に東京グランドホテル(曹洞宗檀信徒会館)で開催された研修会の講師を勤めてきた時の様子です。

この日は、関東管区内10宗務所(東京・神奈川1・神奈川2・埼玉1・埼玉2・群馬・栃木・茨城・千葉・山梨)から、寺族(お寺の婦人)さんと檀信徒の婦人70名が参加されてました。


主催者である、関東管区教化センターの主監さんから、
「ブログにアップしても良いですよ。」
と、許可を頂いたので、研修会の内容をご紹介させて頂きます。

午前10時30分、関東管区教化センター統監上村映雄老師の導師で開講式がつとめられた後、
最初の講義は、花園大学の佐々木閑(しずか)先生の仏教講座です。

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↑ 佐々木先生はNHKEテレ(教育テレビ)に出演されている方で、浄土真宗の僧侶でもあります。

クリックして、研修会の様子をご覧ください。


那珂市下大賀(旧瓜連町静)の弘願寺(こうがんじ)さまと菩提寺について [法話]

今日は、月遅れお盆の14日であるとともに、旧暦7月15日のお盆でもあります。

当山で施食会(せじきえ)のあった11日の夕方と12日の午後2時から親戚の通夜と葬儀に参列するため瓜連(うりづら)まで行ってきました。

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↑ 11日に撮影した山門です。

クリックして、弘願寺さまの様子と葬儀についてごお読みください。


常明寺さまの施食会と「散ったお花のたましい」 [法話]

昨日、12日は本寺である上金沢常明寺さまの施食会でこうしょうと一緒に随喜してきました。

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↑ 二年前に落成した立派な本堂です。

クリックして、常明寺さんの施食会の様子と金子みすゞさんの詩を・・・