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ヤンゴンのシュエダゴンパゴダ [ミャンマーの旅]

「ミャンマーの旅」もいよいよ最終回です。

↑まずは、バゴーの全長55mの寝釈迦像です。新しく見えますが10世紀につくられたものです。
イギリスの植民地時代に発掘され、人々の篤い信仰で修復されてきました。
(ここのカメラ持ち込み撮影は有料です)
そのほかバゴーには、15世紀につくられた高さ30mの仏像が四面に祀られた寺院などもありました。

↑ヤンゴンの街の中にあるスーレーパゴダです。周辺の道路はロータリーになています。
ダットサン、ハイラックス、トヨペットなどトラックの荷台が乗合バスになってます。

↑ミャンマー最大の聖地、ヤンゴンにあるシュエダゴンパゴダです。
約2500年前に創建されたといわれています。
広い境内は、お参りの信者が行き交っています。日本で言えば浅草の浅草寺といった所でしょうか
仏塔の高さは99.4m、基底部の周囲は433m、塔の最頭部には数千個のダイヤとルビーなどの宝石が散りばめられています。
これらの宝石や塔全体を覆う金箔もすべて信者の寄付で、人々の信仰の深さに驚きます。

↑ヤンゴン市内でのスナップです。昔ながらの市場から最新式のショッピングセンターまで
(ショッピングセンター入り口には金属探知機によるボディチェックがあります。)
百聞は一見にしかずという言葉がまさにぴったりの国です。

以上、世界一の仏教遺跡の国、黄金のパゴダが輝くミャンマーからの報告でした。

帰りは航空機の都合で、23日午後バンコクに移動しいったんタイに入国。
翌日、成田へ戻り無事入国できました。
二週間にわたってお付き合い頂き誠に有り難うございました。
来週は出張で出かけます。記事は出張先からアップする予定です。


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ビルマ・インパール作戦の概要 [ミャンマーの旅]

今回の旅の最大の目的は、ビルマ・インパール方面での戦没者の慰霊です。
昭和17年1月から20年8月15日まで行なわれたビルマ・インパール作戦。
当初は17年の4月にはインドのインパールを攻略する予定でした。
ビルマ全域、タイ北部、インドインパール地方という日本の2倍の面積を作戦地域とし
32万8501人の兵力を動員。
しかし、兵糧の補給がうまく行かず、マラリアなどの風土病に苦しみ、
山岳地帯の急峻な地形にも阻まれ作戦は難航、
終戦後の生還者は13万7602人、
19万0899人が帰らぬ人となりました。

↑こちらは、20日に訪れたバガンにある歩兵213連隊と弓部隊の慰霊碑です。
ここには、関係者の遺骨遺品などが納められています。
213連隊はほとんどが茨城県出身者で構成されていました。
この部隊の4300人のうち、戦死、病死、行方不明者は約3700人にのぼり、
そのうち茨城県出身者は約3100人です。
旧袋田村だけでもこの地で13人が戦死病歿しています。
(人数は茨城県遺族会の資料より)

ここでは、茨城県曹洞宗宗務所長さんを導師に般若心経を読経し、
追善供養御和讃を献詠し戦没者の供養を致しました。

↑こちらは、22日に訪れたヤンゴン校外にある日本人墓地です。
こちらでは献花をし、大悲心陀羅尼を読経し、平和祈念御和讃を献詠しました。

何年か前に広々としたこの場所に移転したそうで、建物や慰霊碑は新しかったです。

↑木立のなかに静かにたたずむ日本人墓地、戦争は遠い時代のことになりつつありますが、
約20万人の戦没者の日本の家族への思い、日本に帰りたいとう思いが、62年たった今も、ここにはそのまま残っています。
父を母を慕いながら死んでいった魂、戦場の子を思う切ない親心・・・
二度とこんな悲しい思いをさせてはいけないと感じました。

↑茨城県の方にはおなじみの茨城交通観光バスです。ミャンマーでは日本製の観光バスが現役で頑張っています。

22日は、このあと、バグーの55mの寝釈迦像をお参りし、最終日の23日にはヤンゴン最大のシュエダゴンパゴダをお参りし、ショッピングセンターを見学しミャンマーでのすべての日程を終了しました。
いよいよ次回は最終回、目を見張る黄金に輝くシュダゴンパゴダの紹介です。


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インレー湖!水上で暮らす人々・・・ [ミャンマーの旅]

7時35分のプロペラ機(自由席)でバガン空港を離陸、マンダレー空港経由でヘイホー空港に着きました。
ヘイホーからは、真ん中一車線分だけ舗装された山道を走りインレー湖へと向かいます。
道路からは田舎の風景を眺めることが出来ました。
感じとしては、私が子供の頃、40年前の日本の田舎のようです。

↑荷物や人を満載した車と次々にすれ違います。半分は悪路なので横転しないか心配です。
20人以上乗せている乗用車のトラックも多く見かけました。
ちなみに走っている車の97パーセントは日本車、しかも20年以上前の型です。
バスも日本製、茨城交通とか西武バスとかそのまま名前が残っています。
自動ドアとかという日本語がそのまま書かれています。

↑インレー湖は雨季と乾季で水位が4m上下します。家やホテルもお寺も水上にあります。
人々は舟を使って移動します。観光客も小舟で移動します。
炊事・洗濯・洗面など全てがインレー湖の水で行われまています。
すなわち、湖が上下水道の役割を果たしています。

↑インレー湖に住む少数民族インダー族は片足で櫂をあやつりながら魚を捕ります。
浮島の畑が広がり、トマトなど野菜が作られていて名産になっています。
小舟に乗ったまま農作業をし、数位が上がると畑も浮き上がります。

↑インレー湖周辺に住む少数民族バダン族の女性です。
首長族とも呼ばれ、女性は10歳になると首に金属の輪をはめます。
はじめるは時は本人の意思の確認がありますが、いったん始めると一生外せないそうです。
それは、なぜかというと神様との契約だからだそうです。
バダン族は女性が織物をしたりしてお金を稼ぎ男性は働きに出ず家事をするそうですで。
少しお話させてもらい、一緒に記念写真も撮らせて頂きました。

↑こちらはその夜泊まったインレーリゾートホテルです。
山で火が燃えてるのは、山火事です。日本だったら消防が出動して消火活動にあたりますが、
ミャンマーでは放っておくようです。山火事はニュースにもならないそうです。
乾季に山が燃えるのはよくあることなのでしょう。

↑ホテルの部屋です。お姫様ベッドのようにレースの蚊帳がありますが、これはだてではありません。
実は、電力事情がよくないので、停電が多く、電力を大量消費するエアコンもありません。
窓を開けておけば当然蚊が入ってきますので、この蚊帳は必需品です。

この夜、15分1ドルでインターネットをしました。回線が遅いのであまりできませんでした。
ワールドモバイル携帯もミャンマーでは通じず、ホテルから2分あたり12ドルの電話で日本に電話しました。

最後は南天で一番明るい星カノープスです。
中国では古来南極寿星と呼ばれ長寿の星と崇めらています。
日本からはほとんど見えませんが低緯度のミャンマーからはよく見えました。

月も太陽も真っ直ぐ昇り、真っ直ぐ沈みます。シリウスやオリオンも頭上で輝いてました。
三日月も日本でみるように斜めにならず器のように不思議な感じに浮かんでました。


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バガンは世界一の仏教遺跡の街 [ミャンマーの旅]

19日午前4時30分に自宅を出発、車で成田へ向かいました。
成田で茨城県の宗務所長さん副所長さん人権主事さんほか今回の参加者11名が集合しました。
そして、バンコク経由でミャンマーのヤンゴンに入りました。

その夜は、ヤンゴンで宿泊、翌朝午前4時起床で、ヤンゴン発午前6時15分の国内線でバガンに飛びました。

バガンは、1044年にビルマ族によって最初の統一王朝が築かれた古都です。
2000ものバゴタが林立する世界一仏教遺跡の多い街です。

↑最初に立ち寄ったのが、朝市です。少数民族が野菜を売りに来ている他、観光客向けのお土産物も売られています。
通貨はチャットで、街中ではチャットを使いますが、観光客はドルが使えます。円やカードは使えません。

↑こちら、アーナンダ寺院です。前記事の黄金に輝くシュエジーゴンバゴタのあと訪れました。
1091年の建立で63mの正方形、三層の基壇の上に塔がそびえバガンで一番美しいともいわれています。
中には、高さ9.5mの仏陀の立像が東西南北の四体祀られています。
境内の中は裸足にならないといけないので、サンダルがあると便利です。

↑こちらシュエサンドーパゴタです。1057年の建立で五層の基壇の上まで登れるので感動的な景色を眺められます。
この急な石の段、正直言って登るのは怖いです。手すりはありますが登るのは命がけ!脚がつりそうでした。翌日は筋肉痛に・・・

↑最上階のテラスからの眺めです。乾季ということで乾いた大地が広がっています。

↑写真はイラワジ河の沐浴風景です。河で洗濯をし、身体を洗い、歯を磨き、食事の準備をする!イラワジ河は岸辺に住む人の生活の場となっています。

そして、そのイラワジ河に沈む夕陽です。夕方観光船に乗って撮影しました。




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バガンのシュエジーゴンパゴダ [ミャンマーの旅]

ミャンマーの仏蹟参拝と戦没者の慰霊巡拝をしてます。 無事目的を果たし、タイ国まで戻りました。ミャンマーは、携帯電話が通じないのでブログから離れた生活をしてました。ちなみに国際電話は一分六ドル、インターネットは十五分一ドルです。画像はミャンマーを代表するパゴダのひとつで、バガンにあるシュエジーゴンパゴダです。詳しくは帰国してからさせて頂きます。こうちゃん、大きなサイズは帰ってからアップしますので・・・首長族ともよばれるバダン族にも会ってきました♪


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旅にでます・・・ [ミャンマーの旅]

戦没者慰霊と仏跡巡拝の旅にでます。
現地から記事をアップするかもしれませんが、コメントへのお返事やブログ訪問は帰山後になりますので、ご了承下さい。
写真もたくさん撮影してきますので・・・


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