インレー湖!水上で暮らす人々・・・ [ミャンマーの旅]
7時35分のプロペラ機(自由席)でバガン空港を離陸、マンダレー空港経由でヘイホー空港に着きました。
ヘイホーからは、真ん中一車線分だけ舗装された山道を走りインレー湖へと向かいます。
道路からは田舎の風景を眺めることが出来ました。
感じとしては、私が子供の頃、40年前の日本の田舎のようです。
↑荷物や人を満載した車と次々にすれ違います。半分は悪路なので横転しないか心配です。
20人以上乗せている乗用車のトラックも多く見かけました。
ちなみに走っている車の97パーセントは日本車、しかも20年以上前の型です。
バスも日本製、茨城交通とか西武バスとかそのまま名前が残っています。
自動ドアとかという日本語がそのまま書かれています。
↑インレー湖は雨季と乾季で水位が4m上下します。家やホテルもお寺も水上にあります。
人々は舟を使って移動します。観光客も小舟で移動します。
炊事・洗濯・洗面など全てがインレー湖の水で行われまています。
すなわち、湖が上下水道の役割を果たしています。
↑インレー湖に住む少数民族インダー族は片足で櫂をあやつりながら魚を捕ります。
浮島の畑が広がり、トマトなど野菜が作られていて名産になっています。
小舟に乗ったまま農作業をし、数位が上がると畑も浮き上がります。
↑インレー湖周辺に住む少数民族バダン族の女性です。
首長族とも呼ばれ、女性は10歳になると首に金属の輪をはめます。
はじめるは時は本人の意思の確認がありますが、いったん始めると一生外せないそうです。
それは、なぜかというと神様との契約だからだそうです。
バダン族は女性が織物をしたりしてお金を稼ぎ男性は働きに出ず家事をするそうですで。
少しお話させてもらい、一緒に記念写真も撮らせて頂きました。
↑こちらはその夜泊まったインレーリゾートホテルです。
山で火が燃えてるのは、山火事です。日本だったら消防が出動して消火活動にあたりますが、
ミャンマーでは放っておくようです。山火事はニュースにもならないそうです。
乾季に山が燃えるのはよくあることなのでしょう。
↑ホテルの部屋です。お姫様ベッドのようにレースの蚊帳がありますが、これはだてではありません。
実は、電力事情がよくないので、停電が多く、電力を大量消費するエアコンもありません。
窓を開けておけば当然蚊が入ってきますので、この蚊帳は必需品です。
この夜、15分1ドルでインターネットをしました。回線が遅いのであまりできませんでした。
ワールドモバイル携帯もミャンマーでは通じず、ホテルから2分あたり12ドルの電話で日本に電話しました。
最後は南天で一番明るい星カノープスです。
中国では古来南極寿星と呼ばれ長寿の星と崇めらています。
日本からはほとんど見えませんが低緯度のミャンマーからはよく見えました。
月も太陽も真っ直ぐ昇り、真っ直ぐ沈みます。シリウスやオリオンも頭上で輝いてました。
三日月も日本でみるように斜めにならず器のように不思議な感じに浮かんでました。
イチバン!!d( ̄  ̄;)
TVで見かける恐ろしい積載量の車ですね。列車もあふれかえっているような風景を見ると、民族のたくましさを感じます。
首長族の方にも会われたのですね。写真で見ただけでもインパクトが大きいのに、実際に会ったらどう感じるんでしょうね。(^^;
by moonrabbit (2007-02-27 06:54)
おはようございます!
ミャンマーに行かれていたんですね!
水に浮かぶ街なのですね~♪
by kone (2007-02-27 07:55)
どのお写真もすごい! 日本では絶対にお目にかかれない風景の中に
行ってこられたのですね。
山火事、ホテルにも近いですよね。う~ん、豪快(!?)
by ぱふ (2007-02-27 07:59)
moonrabbit さん 定員をはるかにオーバーした乗用車バスには、飛び乗ってつかまって乗っています。あらかじめ後輪の板バネが高く張ってあって、過重状態でバランスが取れるようです。
バダン族の女性は小柄な人が多かったですね。
kone さん 浮畑は竹ざおで流されないようにしてあるそうです。
ぱふさん 最初は何かを燃しているのかと思いましたが、現地ガイドさんに聞いたら山火事だそうです。日本だったら消防隊が出動してニュースになりますよね!
by 袋田の住職 (2007-02-27 08:41)
おはようございます。
舟を漕ぐ方は、熟練の技ですね~!
いったい、何人まで乗れるんでしょうねぇ・・。
by nakata (2007-02-27 08:44)
以前、義弟の結婚式で訪れたボルネオ島のタワウという町を思い出しました。そこは港町でしたが、海上に住むフィリピン系の水上生活者たちがいました。
電力事情で停電が起きたりしましたが、一応ホテルのエアコンが動いていたのが救いで、もしエアコンがなかったらきっと暑くて蒸し饅頭になっていたことでしょう(実感)
by (2007-02-27 09:04)
すごいですね。20年以上前のでも日本のクルマはちゃんと走るのですね。
私も挑戦してみようかな・・・
積載量は感心しませんけど。
by (2007-02-27 09:15)
おはよう〜♪
満載のトラックに、人も乗ってるんだ〜
天蓋付きのベッドでお休みななのね(⌒ー⌒)
インレー湖と船の写真.一枚の絵を観てるようよo(*^▽^*)o~♪
by mippimama (2007-02-27 10:02)
自然と共生する生活ですね。
by Silvermac (2007-02-27 10:11)
畑がある浮島ですか。
自然に逆らわず生きていくために考え出されたのでしょうね。
お姫様のようなベッド、ロマンチック!と思ったのですが、蚊を避けるためだったのですね。
by mochamama (2007-02-27 10:30)
水に浮かぶ畑ってなんだか不思議ですねー。。
by みど (2007-02-27 10:52)
ミャンマーで茨交バスを見るなんてσ(^_^;)
不思議な気分になりませんでしたか?
やはり蚊は多いのですね。
星の見え方が違ったりすると「あー遠くに来たなー」って思いますよね。
きれいなんだろうなあ。星空。
by ゴーパ1号 (2007-02-27 11:06)
この湖、温暖化の影響は受けないのでしょうか?
2枚目のような写真を見ると心配になってしまいます。
by みつなり (2007-02-27 11:44)
なるほど!
赤道に近いから南半球の星も見えるのですね!
器のような三日月、見たいなぁ・・・^^
by まめぞう (2007-02-27 13:09)
山火事は日常茶飯事なんですね。
だいぶ習慣が違いますよね。^^
by (2007-02-27 13:29)
歴史ですね。車も物を運ぶ・動けば良いです。それが本当ですよね。日本人はどうしてバカみたいに車を磨くの?買い換えるの?という海外からの疑問分かるような気がします。グアムで日本でいう軽トラックのように荷台がオープンになっている車に人が乗っています。荷台に乗せたらたくさん乗れるからだそうです(笑)無駄が無いな。って思います。
川の写真素敵ですね。う~んやはり懐かしい。山火事が日常茶判事。その灰が栄養になり再生する山になっているのでしょうか?世界は不思議ですね。器のような月。素敵な響きです。ぜひ見てみたい。
すべて葦で出来ている浮き島に住む民族もひょっとして、その地方でしょうか?
by 月と、 (2007-02-27 14:48)
首なが族の人たちですね。
TVで観たことが・・・
by あかまる亭 (2007-02-27 16:00)
インレー湖の小舟の写真、いいですね~。
首長族はここにおられるのですね。神様って人間と契約をするんですかね?
by nonkumi (2007-02-27 17:42)
見聞を広められましたね!
首長のバダン族の女性は、生活に支障は無いのですかね?
支障がないから昔からやっているのでしょうけど。
ミャンマーで茨城交通・・・、越谷に通勤しているとき、北越谷駅から茨城交通のバスよく利用しました。
by お宝隆 (2007-02-27 18:09)
首長族の女性が織っている布、素敵ですね。
床にしいてある敷物もモダンな配色です。
by momoe (2007-02-27 18:48)
私は都会で育ったのですが、なぜだろう、なんだかこの懐かしい感じは^^
by nyan (2007-02-27 19:35)
水郷の雰囲気があって親しみを受けそうな景色が続きますね。。
by (2007-02-27 20:16)
なんだか、住職さんと一緒に旅しているような感覚になりました。
なにもかもが、本当に惹かれます。
3枚目の写真などは、詩心をすごくそそられます。
生まれて40年あまり。
ニッポンを出たことのない僕からすれば、今、もしもこのような場に立ってみると、人生観が大きく転回するような気がします。
一度は出てみるものですね~。
by (2007-02-27 20:32)
色々珍しいものを見てこられましたね。
水上生活は意外と多そうです。タイ、ペルー等でも見て来ました。
蚊は大嫌いなのでこたえますね。 人は皆温かだったでしょうね。
by お散歩爺 (2007-02-27 20:51)
わお。カノープスですか。
いいなあ。
by はてみ (2007-02-27 21:00)
ゆったりした時間を過ごしていらっしゃったのかしら
いろいろと 励ましてくださってありがとうございました
残念ですが ブログを解約しましたので 卒業です
ありがとうございました
by miho-rin (2007-02-28 01:30)
カノープスがこんなに高く見える・・・。やはり、南の国ですね。
by Baldhead1010 (2007-02-28 06:39)
家だけじゃなく、ホテルやお寺まで水上にあるのですか・・・たまげた。
湖が上下水道の役割をするなんて、衛生的には大丈夫なんですか!!
蚊が多いのはダメです、私は血液の流れが活発で、皮膚温が高いため蚊が集まってきて、誰も刺されなくとも私だけ刺されます。
by せつこ (2007-02-28 10:36)
40年前の日本みたい。
クーラーもなく夏は蚊帳の中で寝ていました。
文明と引き換えになくしたものもたくさんありますね、日本は。
by (2007-02-28 13:43)
世界地図に載る川を生で見てみたいです。利根川や最上川が私の中では最大の川です^^
by ななまが (2007-02-28 21:25)
中国でも積載量オーバーはよく見かけますが、こちらでは日本製の古い車がまだまだ現役なのですね。これはダットサンのサニーかな??
湖上の生活や、首飾りの風習など、我々には体験できない世界ですね。
TVで見るより、一見にしかずってかんじですね。
by (2007-02-28 22:06)
はじめまして。
ミャンマーというと、軍事政権のニュースばかりですが、人々は平和に暮らしているようですね。
by manamana (2007-03-01 06:55)
nakataさん 片足で櫂を操りながら魚を捕っていました。
Tad さん インドネシア、フィリピン、タイなどにも水上生活文化があるそうですね。ゴミ捨てによる水質汚濁や環境の悪化が問題になって来ているようです。
STEALTH さん 昔の日本車が一番信頼されてます。改造もできるし・・・
mippimama さん インレー湖は絵になる景色だったのでたくさん撮影しました。
その中のベストショットです。
SilverMacさん 自然と一体になった循環型の社会がありました。
mochamama さん 護岸も自然のままで、畑も水に逆らわない点が素晴らしいと思いました。
みど さん舟に乗って野菜の収穫をしてました。トマトもある意味水耕栽培ですね。
ゴーパ1号 さん 茨交観光バスの写真、今日のブログにアップしました。
頑張ってますよ!現役で!
みつなりさん そうです。それが心配な所です。水位の異常上昇や渇水などの影響が出始めているそうです。
エルモさんオリオンからシリウス、カノープスへと続く明るい星の帯がきれいでした。
こうちゃん 山火事が起きてもニュースになりません。消火活動もしません。ある意味新鮮でした。
月と、 さん こちらでは丈夫さこそ一番ですね。板バネの昔の日本車が信頼されてます。わたしも、7年目の車に乗っていますが、いつも査定がなくなるまで乗ってますよ!大事にすれば、10年以上使えます。
山は、残念ですが自然には再生しません。半年近い乾季があるので苗木が自然状態では育たないのです。そこで植林しなければなりません。ですから、南方の材木を日本は輸入していけないのです。
あかまる亭 さん このおばさん以前TVでみたような気がします。
ある意味、世界に顔が売れてる人です。
by 袋田の住職 (2007-03-01 12:09)
nomusan さん そうなんですね。神様との約束なので破れない、途中でやめられないそうです。ただし、始めるのはあくまで自分の意思だそうです。
お宝隆 さん世界的にも有名な風習ですね。男性はしませんが、生活面で協力しているそうです。
momoe さん 支援団体の協力で日本にも輸出されています。美しい色合いです。
nyanさん 都会の方は知らないかも知れませんが、昔の日本も自然と一体の生活をしてました。
水郷楽人 さん 水辺の暮らしって良いですね。日本でもみられましたが・・・
誠大 さん 世界を旅するとまた、違った感覚の詩が生まれそうですね。
旅爺さん 乾季だったのでまだ、耐えられましたが、雨季は凄い状態になるのでしょうね。
はてみ さん これほどきれいにカノープスを見たのは生まれて初めてでした。
miho-rinさん 昨夜遅く、お一人お一人へのコメントしっかり読ませて頂きました。どうぞ、いつでもおいで下さいませ(^^)/~
by 袋田の住職 (2007-03-01 12:19)
インレー湖と船の写真、一幅の日本画です。
by (2007-03-01 13:36)
Baldhead1010 さん 未明の南の空にはさそり座が高く見えました。
高知からはカノープス、見えますかね?
せつこ さん現地の人は大丈夫なのでしょうが、日本人が真似をしたら一発でお腹が特急です。
tanaka-ma3 さん 私も子供のころは蚊帳で寝てました。けっこう楽しかったですね。
ななまが さんイラワジは大河ですね。利根川よりはるかに長く大きいです。
タケノコ さん ダットサン、ハイラックス、トヨペットトラックなどの乗用トラックは大人気です。バス代わりですね。
manamana さん多民族国家なので軍事的に抑えないと平和が保てないようです。市中はいたって平和ですが、ショッピングセンターに入るには金属探知機を使ったボディチェックがあります。
kazoo さん インレー湖では何枚か良い写真が撮れました。ほんと絵になる風景なのですよ・・・。
by 袋田の住職 (2007-03-01 17:33)
その月の写真が見たかったですね。
by U3 (2007-03-01 20:09)
首長族の女性の織っている布?の色も鮮やかですが、
髪飾りの色もきれいですね。本で見たことはあったのですが現在でもやる人がいるんですか?
by saripapa (2007-03-01 20:20)
一つ一つの写真がなんとも美しいですね。
最後のカノープスもなんともうれしい。
by 春分 (2007-03-01 21:27)
水上で暮らす人に「かなづち」の人はいないのでしょうね。
生で首長族の女性に逢えるなんて・・・
触ってみたいなんて思うのは私だけですね(笑)
by ぴんく (2007-03-02 06:19)
何もかにも自然で素朴って感じがいいですね。
インレー湖に住む少数民族インダー族の写真がとても印象的です。
by 2ndLT (2007-03-02 20:47)
U3 ギクッ! 実は撮影したのですが、露出が長すぎて満月にしか見えない写真になってしまいました・・・
saripapaサン今回お会いしたのは三人です。二人はまだ、若いのでこれから伸びていくと思います。この慣習も過渡期にあるようです。
春分さん この星を拝むと長生きするそうです。
ぴんく さん 特に言われた訳ではありませんが、さわろうとは考えもしませんでした。洪水もあるので泳げないと生きていけないでしょう。子どもも上手に小舟を漕いでいました。
2ndLT さん 魚を捕って野菜を食べて、本当にいい暮らしだと思います。
日本人も昔はこのように自然とともに生きていたんですよね・・・。
by 袋田の住職 (2007-03-03 17:19)
10歳で神様との契約をするかしないか決めるのも大変ですね。
by のの (2007-03-04 16:47)
いや~すごいなぁ~
インレー湖、水位が4m上下ですか・・・ 考えられないですよね
片足で櫂をあやつりながら魚を捕る写真 いい感じです!!
by ちゃわ犬 (2007-03-04 18:21)
インレー湖の水上ホテルは是非泊まってみたいです。首長族は、ミャンマーだったのですね。
by ikkoy (2007-03-06 09:26)
のの さん 曹洞宗では10歳から得度ができます。その頃がいいのかもしれません。神様にたいして素直なうちが・・・
murasawa さん そうなんですよ。上下する水位に合わせて生活する。
日本人は水位を調整しようと考えますが、インレー湖の生活の方が優れていると感じました。
ikkoy さん 世俗の垢や、世の中のわずらわしさから逃げられます。
ぜひ、インレー湖の水上ホテルへ!
by 袋田の住職 (2007-03-07 18:43)