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永平寺の門前の皆さんに感謝です [信仰]

2月18日(金)62歳の誕生日を迎えました。

17日は、午前10時過ぎに東喜家さんに福井駅まで車で送っていただきました。

バスは動いていなかったし、永平寺口から福井駅へ向かう路線もどうなるかわからないということで、御厚意に甘えました。

まずは、東喜家さんの三階の部屋から午前3時に撮影した写真をご覧ください。

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↑ 東喜家さんの前の永平寺へと向かう道路を除雪車が上っていきます。


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↑ 二台目も来て、道路を除雪していきます。

除雪車が通り過ぎると、向かいのお店の方が通路の除雪を始めました。

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↑ この時点で40cmほどの積雪、雪は日付が変わる頃には音を立てて降り、雷も聞こえました。

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朝になって、子供たちも登校する時間です。

バスが来ないというので、いったん東喜家さんまで戻ってきました。

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朝までに、さらに10cmの積雪があり、お店の方が総出で除雪しています。

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↑ 側溝に入れて、雪を流します。

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↑ 永平寺までの道路の雪がすっかり取り除かれました。

私も、雪が降った時は、除雪車が来て、通れるようにしてくれるということは知ってましたが、

門前の皆さんが、永平寺に向かう人のために、こうした除雪作業をしているのを実際に見て、本当に有り難いことだと感じました。

「永平寺への道は、私たちが除雪するので、大雪でもけっこう大丈夫なんですよ!」と女将さんが自慢げに話してくれました。

この日は、永平寺の一番上山の人がここを歩くので、わらじがビショビショにならないように、特に念入りに除雪をしてくれたそうです。

光尚は、同級生と一緒に、東喜家で上山までの時間をすごし、お昼に山菜そばを食べ、

身支度を整えに午前中二きた2人と、4人で、午後2時半ごろに少しづつ離れて歩き、永平寺に向ったことが、東喜家さんのfacebookで確認できました。

今回、門前のみなさんが、永平寺へ向かう若い修行僧を、こうして見守り、応援してくれていることを初めて知りました。

特に、一番上山は、まだ寒い、雪が深いうちに上るので、無事に上山できるよう、心にかけてくれているようです。

大雪の情報がニュース等で流れたので、このブログの読者の方にもご心配をかけたかと思います。

福井駅から金沢駅への北陸本線は遅れましたが、北陸新幹線は順調に走っていたので思ったより早く帰りつくことが出来ました。

今日は、朝の火葬、法事、そして、葬儀を勤めました。

連れ合いは、息子の上山のことで頭がいっぱいだったので、私の誕生日のことを忘れていたようです(笑)

いずれにしても、無事に上山でき、私も役目を果たせてホッとしています。

永平寺ではよく「仏天のご加護」とか、「大衆の威神力」という言葉を使います。

仏天のご加護と表現される、多くの人の応援を感じて、光尚も頑張って修行に励んでくれることと思います。

「がんばれ!光尚!」


NHKBSプレミアムで明日放送される番組のお知らせです。

2月19日(土)午後3時30分から新日本風土記「永平寺」の再放送があります。

2016年4月に放送されたものの再放送です。
よかったら、ご覧ください。

ちなみに、昭和57年に全国放送されたNHK「永平寺精進料理の世界」には私も出ています。


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コメント 2

norisuke

深夜からの除雪、頭が下がりますね。規模は違うけど先途坂の雪かき
思い出しました。光尚君頑張れ。
by norisuke (2022-02-19 16:58) 

袋田の住職

norisukeさん 60過ぎると除雪作業はきついです。若い頃なら雪遊びしながら楽しくできたのですが・・・

by 袋田の住職 (2022-02-19 20:57) 

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