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ご年始回り5日目は、下津原、金山も [袋田の散歩道]

今日は、七草粥を食べた後、御年始回り5日目で下津原・箕輪・駅前を回りました。

午前中回った下津原を紹介します。

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↑ 下津原金山があった、金山が西にあります。



下津原の金山は、佐竹時代に始まり、昭和になっても採掘がおこなわれていました。
山の中には佐竹時代の深い縦穴が残っています。

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↑ 昔、金鉱石を挽いた石臼が庭石に使われています。

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↑ 金山へのぼる道です。

昔は山の上に50軒、下に50軒も家があって賑わっていたそうです。

私が住職になった30年前には2軒あって、30分かけて上まで登りました。

寒中でも大汗をかいて登ったものです。

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↑ SLがっ通った時、このあたりに250人のカメラマンや見学者がいたとか・・・

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↑ 私が撮影したカーブも今日は静かです。

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↑ 曲がり屋の民家です。
昔は、馬や牛を飼っていた農家でした・・・

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↑ こちらは、築100年の民家です。
箕輪の山の上にあります。

基礎石の上に土台が乗った作りですが、東日本大震災の揺れにも耐えたそうです。


さいごに、箕輪から見た生瀬富士と袋田の滝山、月居山の山なみをご覧ください。

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山の全伐が進んでいるので、このような見晴らしが良い場所がたくさんあります。

午後は、駅前を回りました。
明日は、南田気・山造などを回る予定です。



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コメント 4

mimimomo

檀家さんのお年始回りをされるのですか。我が家の方はそういう習慣はないようです。
昔からの日本の家は地震にも耐えたのですね。立派です。
by mimimomo (2015-01-08 06:25) 

袋田の住職

mimimomo さん 昔はどこのお寺でもお正月に檀家回りをしたのでしょうが、都市部のお寺は回らなくなってきてますね。日本家屋は地震の揺れを受け流すやわらかさがありますね。

by 袋田の住職 (2015-01-08 15:39) 

okko

どんな歴史がかくされているのでしょうね。
日本史を遡っていくと、有名ドコロはいやというほど詳しく説明されていますが、ひっそりと慎ましく生きてきた人たち、黙々と金を掘っていた人たちの姿などは読み取れません。
by okko (2015-01-08 16:07) 

袋田の住職

okko さん 佐竹氏は当地の金山からたくさんの金を産出していたので、戦国大名の雄となり、豊臣政権の有力者でした。佐竹時代の採掘跡は深い縦
穴になっていて怖いです。
by 袋田の住職 (2015-01-08 17:39) 

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