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那珂市静の弘願寺さまの本堂落慶法要 [信仰]

9月28日、茨城県では、天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、いきいき茨城ゆめ国体が開会いたしましたが、
その日、親戚のお寺さんの本堂落慶法要が厳粛に営まれました。

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↑ 那珂市瓜連、静駅近くにある弘願寺さまの新しい本堂です。

平成23年3月の東日本大震災で、諸堂伽藍が被害を受けました。

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↑ 平成23年に撮影した旧本堂はこんな感じでした。


本堂も瓦が落ち、耐震診断を受けたところ、次に地震が来たら倒壊するだろうという診断でした。

そこで、本堂を建て替えることになり・・・


住職が、思いを込めた立派な本堂が再建されました。

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↑ 山門頭での出迎えを受けて、臨済宗円覚寺派管長横田南嶺老師の御到着です。

管長老師の御一行ですが、前日は、袋田温泉「思い出浪漫館」に宿泊されました。

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↑ 参道を進まれる管長老師とお迎えのご寺院様方

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↑ 本堂の須弥壇、そして内部です。

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↑ 大間の高い天井には、五爪の龍が描かれています。

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↑ 元円覚寺管長朝比奈宗源老師から弘願寺に贈られた掛軸です。

朝比奈宗源といえば、TVドラマ、水戸黄門や、大岡越前の題字でも有名です。

円覚寺管長横田老師のお話に、右と左、手を合わせて感謝する。

その一番目は、この世に自分を生んでくれたお父さんとお母さんに感謝することだ。

と言われました。

先日、福井県の祖父の実家を訪れ、今日は、祖母の実家で法要に参列しました。

この二人が、出会わなかったら父は生まれず、私も生まれていません。

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↑ 祖母ちのゑの母は、園部そのゑといいます。

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↑ 祖母の父、道詮昌能大和尚の卵塔です。

今日は、久しぶりに、曾祖父と曾祖母のお墓をお参りしました。

現在の弘願寺は、父の従兄弟である昌俊老師が住職を勤めています。

円覚寺の国宝、舎利殿のような重層の本堂を建てたいという思いをかなった日になりました。

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↑ 父の叔父昌仙大和尚の卵塔です。

父を早く亡くした私をかわいがってくれ、宗派は違いますが、禅僧としての心構えを教えてくれました。

昌俊住職がこの度、、臨済宗円覚寺派の伽藍の特徴を現した、重層建屋・浜縁・本瓦葺き・側廊下付の重厚な本堂を建てたことを誰よりも喜んでいることでしょう。


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