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永平寺名物の吉祥昆布を揚げてみました [食べ物(作る)]

今日は、よく晴れてお墓参りの人たちでにぎわいました。

今日の記事は、先日フキノトウの天ぷらを揚げた時に一緒に揚げた吉祥昆布です。

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↑ 福井の昆布問屋「奥井海生堂」から取り寄せた吉祥昆布です。 

永平寺の上膳につく吉祥昆布は、その形状から蛇腹昆布とも呼ばれます。




大本山永平寺の名物でしたが、奥井海生堂から昆布を仕入れるようになったときから、
奥井海生堂が制作し、両大本山に納めているそうです。

私も、永平寺の大庫院で働いていた時は、毎日のように揚げてました。

「永平寺精進料理」というNHKの番組の中で、蛇腹昆布を揚げていたのは、私です。

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↑ 形を整えながら、揚げます。

瑞世上膳や焼香師上膳には、菊花昆布というさらに大きくて豪華なものを揚げてつけます。

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↑ 昨年10月29日に光尚がいただいた永平寺の瑞世上膳です。

これには、菊花昆布が使われます。

福井は、北海道からの海産物を京都へ運ぶ拠点だったので、昔から昆布の集積地となっています。

蛇腹昆布は、湯豆腐鍋や、鍋物に入れても使えます。


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norisuke

昆布を揚げると、パリパリの食感になるのかな。
良い修行をしてきましたね。光尚君もだいぶ修行には慣れてきたかな。
寒さも和らぎ多少は楽になってきたかな。
連日ハイタカに出合ってます、写真は撮れないけど美しいですね。
by norisuke (2022-03-21 16:37) 

袋田の住職

norisukeさん ハイタカ良いですね。
昆布は、揚げる温度で食感が変わります。
高温だとパリパリになるし、低温でじっくり揚げるともっちりとした感じになります。


by 袋田の住職 (2022-03-23 09:43) 

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