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「星めぐりの歌」に込められた世界平和への願い [スポーツ]

8月10日、朝から気温が鰻上りの火曜日です。

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↑ 昨日、虎月庭です。ここも、昨日雨が降り出す前に手入れしました。

さて、メジャーリーグで大活躍する大谷翔平選手、その行動の根底には、岩手が生んだ詩人で童話作家、実践農業指導者でもある宮沢賢治さんの精神があると思います。

花巻から世界に羽ばたいた大谷翔平選手は、郷土の偉人宮沢賢治さんの影響を間違いなく受けているはずです。

東京2020オリンピックの閉会式で、その宮沢賢治さんの詩「星めぐりの歌」を大竹しのぶさんと子供たちが歌いました。

アメリカでも日本でも大騒ぎされている大谷翔平選手、アメリカでいったい何人の人が花巻つながりの大谷選手と宮沢賢治さんの関係を知っていて、その詩の内容を理解できたでしょうか?

日本人もあまり気づいていなくて、ネットでは、暗いとか、意味不明といった声が見受けられます。
世界中が混とんとし、混迷する現代社会にあって、この時代を生きる人間を救ってくれるのは、宮沢賢治さんの精神世界だと思います。

宮沢賢治さんは、苦しい時代を生きる人々の幸せを願い、東奔西走する人生を送っていました。

そうしたなかで、生まれたのが宮沢文学です。

人々の幸せと世界平和、世界の人々との友好を願って生まれた思想です。

そうした人物が日本にいたことを、世界に知っていただく機会になったのはうれしいことです。

日本武道館では柔道競技が行われました。
私がうれしかったのは、金メダルを獲った日本人男子選手が、畳を降りるまで喜びを現さず、畳に向って拝礼していたことです。

「礼に始まり、礼に終わる」という、武道の精神を示してくれました。

相撲でも、勝った力士は土俵の上で喜びを現さないのが美徳とされています。

ガッツポーズをしてはいけないことになっています。

倒れた力士に、勝った力士は手を差し伸べます。

そうした、武道の精神が発信ができたのも、優勝できたからであり、そもそも、オリンピックが開催できなければ、日本武道館から世界に発信することができませんでした。

このような、相手を思いやる心は、他の競技でも見られました。

勝った人が負けた相手をリスペクトする姿は、感動を生みます。

新種目のスケートボードやスポーツクライミングなど新種目でも、

メダルには及ばなかったけど、最後まで頑張った選手をライバルたちがたたえてました。

そうした場面は、いつまでも語り継がれることでしょう。

それが、オリンピックのレガシーとなっていくのだと思います。

選手たち、そして、大会運営関係者、ボランティスタッフに敬意と感謝をこめて・・・

「A・RI・GA・TO・U」

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↑ 昨日刈りこみなどが終り、すっきりした今朝の三径庭です。


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